動物図鑑-食肉目

動物図鑑-カリフォルニアアシカ(Zalophus californianus)

カリフォルニアアシカは日本の動物園・水族館で多く飼育されているアシカの仲間で、カナダ~メキシコの太平洋側の沿岸部に分布しています。

アシカ属は絶滅したニホンアシカを含む3種とする説が有力ですが、アシカ属をカリフォルニアアシカ1種とし、ニホンアシカをカリフォルニアアシカの亜種とする説もあります。

カリフォルニアアシカについて!

カリフォルニアシアはオスが体長2.2~2.4m、メスが体長1.8~2m程度にまで成長する食肉目アシカ科アシカ属の動物です。

カリフォルニアアシカは性別によって体色が異なり、オスの個体は銅褐色、黒褐色、メスの個体はオスよりも明るい黄褐色の体色をしています。

成熟したオスの首回りの毛は長く伸び、これがライオンの鬣のように見え、「 California sea lion 」の由来にもなっています。

成熟したオスの個体は額がコブのように盛り上がっており、これはオス同士で争う際に強く噛みつくための筋肉のようです。

水中で泳ぐのに適した形状をしており、最大で15分ほど、深度にすると300m近くまで潜水する事ができると言われています。

潜水時には25~30km/hほどの速さで泳ぐことができるます。

陸上で生活する事も多く、アザラシのように体を引きづって移動するのではなく、前脚と後脚で体を支え、腹部は地面に付かずに移動するため、陸上でも以外と俊敏に移動する事ができます。

鳴き声を発して子供を呼ぶことがあり、子供は自分の親の声を聴き分ける事ができます。

吻先が白色になる個体もいますが、同じカリフォルニアアシカです。

食性は肉食で、魚類、イカ、貝類などを捕食しています。

イルカや海鳥などと協力して大きな魚の群れを追い込むことがあります。

メスの個体は岸から10~100kmの範囲で餌を獲りますが、オスは気温が高い季節には岸から450km離れた場所で餌を獲る事もあります。

和名カリフォルニアアシカ
学名Zalophus californianus
英名California sea lion

ネコ目(Carnivora)

アシカ科(Otariidae)

アシカ属(Zalophus)

分布北米大陸太平洋側
生息環境沿岸

カリフォルニアアシカはカナダ~メキシコの太平洋側沿岸部に分布しています。

多くは海岸線に生息していますが、河川で見られる事もあります。

繁殖期になると1頭のオスに対して、5~20頭のほどのメスでハーレムを形成します。

妊娠期間は11~12ヵ月(他の多くの海獣と同じく精子の遅延着床があり、実際は少し短い)で、普通は1度に1頭を出産します。 出産後はメスが世話を行い、メスが餌を獲りに行く間は子供同士で集まってグループを作ります。

知能が高く、人に慣れやすいため、ショーなどで芸を覚える事もできます。(野生個体は注意深い性格で、陸上に上がっている際にも周囲を見張る個体がいるようです。)

かつては海洋汚染、密漁などの影響によって個体数が激減しましたが、現在では個体数も回復し安定していると考えられています。

カリフォルニアアシカを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

カリフォルニアアシカを展示しているJAZA加入の施設はヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

カリフォルニアアシカと登別ニクス

登別マリンパークニクスではアシカプールにてカリフォルニアアシカを展示しています。

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登別マリンパークニクスでは2頭のカリフォルニアアシカが飼育されており、上の画像のようにアシカショーも見ることができます。(アシカショーにはミナミアメリカオットセイも参加します。)

アシカショーを行う水族館自体が多くありませんが、その中でもレベルの高いショーだと思います。

登別マリンパークニクスを訪れた際は是非、アシカショーも見てみてください。

カリフォルニアアシカと鴨川シーワールド

鴨川シーワールドではロッキーワールドにてカリフォルニアアシカを展示しています。

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鴨川シーワールドでは多くのカリフォルニアアシカを飼育しており、上の画像のように屋内で水中を綺麗なガラス越しに見られる場所と、野外から陸上部を見る事ができる場所に分かれています。

同じ展示場内にゴマフアザラシ、ゼニガタアザラシも展示されており、非常に賑やかな展示場となっています。

ロッキーワールドではカリフォルニアアシカの他に、セイウチ、トド、バンドウイルカなどを見る事ができます。

ガラス面が綺麗で観察しやすく、展示されている頭数も多いので非常にオススメな展示です。

カリフォルニアアシカと東山動物園

東山動物園では本園にてカリフォルニアアシカを展示しています。

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東山動物園では上のような大きな展示場でカリフォルニアアシカを展示しており、展示されている個体数も多いので個体同士のコミュニケーションも見ることができます。

何度もカリフォルニアアシカの繁殖に成功しており、子供を見ることができる機会も多い施設です。(2020年6月、2021年6月にも誕生)

陸上部も広く、陸部をノシノシと歩く姿も見ることができました。

カリフォルニアアシカを展示している施設の一覧

カリフォルニアアシカを展示しているJAZA乾乳の施設は32ヵ所となっています。

登別ニクス大森山動物園男鹿水族館
加茂水族館上野動物園千葉市動物公園
鴨川シーワールドサンシャイン水族館しながわ水族館
アクアパーク品川よみうりランド八景島シーパラダイス
いしかわ動物園茶臼山動物園浜松動物園
東山動物園新潟市水族館のとじま水族館
アドベンチャーワールド天王寺動物園王子動物園
鳥羽水族館伊勢シーパラダイス大阪海遊館
城崎マリーンワールドとべ動物園のいち動物公園
しまね海洋館桂浜水族館宮島水族館
平川動物公園海の中道水族館 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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