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動物図鑑-アムールヒョウ(Panthera pardus orientalis)

アムールヒョウは野生の個体数が100頭程度と推計されているヒョウの仲間で、現在では非常に限られた地域にのみ生息しています。

日本では1991年に旭山動物園で繁殖に成功した血縁の個体達が展示されています。

 

 

アムールヒョウについて!

アムールヒョウは体長1~1.4m程度にまで成長するネコ目ネコ科ヒョウ属の動物です。

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アムールヒョウは橙色と黄色が混ざったような体色をしており、黒色の斑点が多くあります。

夏毛は2~3cm程度ですが、冬毛は約7cmと寒さに耐えられるように長くなります。

 

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腹側は白色をしており、ヒゲは他のネコ科の動物に比べて長いです。

ヒョウの仲間では大型の種類で、ロシア北東部など寒い地域に生息しているため、暑さには弱いです。

 

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食性は肉食でシカ、イノシシなどの小~中型の哺乳類、魚類などを捕食しています。

群れではなく、単独で狩りを行い、主に夜に狩りをします。(食べ残しは落ち葉の下などに貯蔵する場合もあります。)

 

和名 アムールヒョウ
学名 Panthera pardus orientalis
英名 Amur leopard
ネコ目(Carnivora)
ネコ科(Felidae)
ヒョウ属(Panthera)
分布

ロシアの沿岸南部(中国ロシア国境付近)

中国(吉林省)

生息環境 森林

アムールヒョウはロシア沿海地方南部、中国吉林省にのみ分布しています。

森林に生息しており、普通は単独で行動しており、縄張りを形成します。

妊娠期間は約90~105日程度で、1度に2~4頭を出産します。

子供は生後2~3年程度で母親から離れて独立します。

かつては朝鮮半島、中国北東部、ロシア南東部に分布していましたが、毛皮を目的にした狩猟や生息環境の開発により生息数は激減し、ほとんどの地域で絶滅しています。

2013年に行われたWWFによる調査では野生に生息している個体数は48~50頭と推測されていますが、2020年時点では100頭前後だと考えられています。(世界中の動物園で約250頭が飼育されています。)

IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されています。

アムールヒョウを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

アムールヒョウを展示しているJAZA加入の施設は10ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

アムールヒョウと旭山動物園

旭山動物園では「もうじゅう館」にてアムールヒョウを展示しています。

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旭山動物園では3頭のアムールヒョウを飼育しており、そのうち2頭は旭山動物園で2017年8月に誕生した個体です。

旭山動物園では日本で初めて繁殖に成功した施設で、現在日本で飼育されているアムールヒョウはこの時に繁殖した個体の血縁です。

 

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岩と木でレイアウトされた展示場で個別に展示されており、地面からと2階から見る事ができるようになっています。

高所に居る事が多かったので2階から見た方が観察しやすいと思います

 

アムールヒョウを展示している施設の一覧

アムールヒョウを展示しているJAZA加入の施設は10ヵ所です。

旭山動物園 宇都宮動物園 群馬サファリ
東武動物公園 よこはま動物園 いしかわ動物園
王子動物園 安佐動物公園 福山動物園
大牟田動物園    

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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