水族館魚図鑑-ロウニンアジ(Caranx ignobilis) GTとして釣りの対象としても人気の魚!

今回紹介するロウニンアジはギンガメアジ属の魚の中で最も知名度の高い魚で、GT呼ばれ、釣りのターゲットとしても人気の高い魚です。

 

 

ロウニンアジについて!

ロウニンアジは1.5m以上に成長し、ギンガメアジ属の中でも最大の種類です。

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大きく成長した個体は身体は体高があり、肉厚で力強さを感じます。(アジ科の魚としてはヒラマサに次ぐ大きさに成長します)

よく似た種類としてはオニヒラアジがおり、見分け方は第二背鰭の軟条数が18-20本でオニヒラアジが21-23であることから区別できます。

また、オニヒラアジは最大でも1mくらいまでしか成長しないので、それ以上に大きな個体に関してはロウニンアジでほぼ間違いないと思います。(その他にも体色やオニヒラアジは身体の上の方に黒点が多いことからも見分けることができます)

 

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ロウニンアジという和名は大型個体が単独行動する姿を武士の浪人に例えたのが由来となっているようです。

沖縄ではガーラ、釣り人はGTと呼ぶ人が多いです。(GTは英名の「Giant trevally」の略になっています。)

そして小さなギンガメアジ属は似たような見た目をしており、まとめてメッキと呼ばれており本州でも見ることができます。(冬になると寒さに耐えられずに死んでしまう死滅回遊ですが関東でも見ることができます)

ロウニンアジはくすんだ銀色~黒ずんだ色まで個体差がありますが、オスの個体の方が黒っぽくなりやすいようです。

 

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上の画像は15cm程度のロウニンアジの小さな個体です。

体形は大人の個体とあまり変わりませんが、大人の個体に比べて身体が薄いので迫力はありません。

他のギンガメアジ属の幼魚と酷似していますが、ロウニンアジの幼魚は尾びれの下の方だけが黄色くなっているので見分けることができます。(上の画像では分かり辛いですが)

 

和名 ロウニンアジ
学名 Caranx ignobilis
英名 Giant trevally
スズキ目(Perciformes)
アジ科(Carangidae)
ギンガメアジ属(Caranx)
分布

太平洋~インド洋

生息環境  

ギンガメアジの英名は「Giant trevally 」で英名での知名度も高い魚ですが、意味は巨大なアジと分かりやすいです。

国内では成魚は小笠原諸島や琉球諸島や九州南部等で見られますが、幼魚は季節になると関東にまで死滅回遊してくることで知られています。

釣りの対象魚として世界中で人気の高い魚で、海外や離島まで遠征して釣りに行く人もいます。

漁で漁獲されることもあり、味も美味ですが値段はそんなに高くならないようです。

ロウニンアジを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ロウニンアジを展示しているJAZA加入の施設は20ヵ所となっています。

大洗水族館 しながわ水族館 すみだ水族館
新潟市水族館 寺泊水族博物館 東海大海洋博物館
のとじま水族館 碧南水族館 名古屋港水族館
宮津水族館 伊勢シーパラダイス 串本海中公園
大阪海遊館 須磨水族園 城崎マリンワールド
玉野海洋博物館 桂浜水族館 足摺海洋館
おさかな館 美ら海水族館  

大型のアジ科の種類で知名度が高く迫力があるため多くの水族館で展示されています。

ロウニンアジと しながわ水族館

しながわ水族館ではトンネル水槽にてロウニンアジを展示しています。

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しながわ水族館のトンネル水槽はサンゴ礁にいるようなカラフルな魚ではなく、大型魚を中心に展示しています。

その中でもロウニンアジは簡単に見つけることができるくらい迫力のある個体が展示されており、悠々と上層部を泳いでいることが多いです。

この水槽には同じギンガメアジ属のカスミアジという綺麗な種類も展示されているので、是非一緒に観察してみてください。 

ロウニンアジと大洗水族館

大洗水族館では入り口近くの円形の水槽にてロウニンアジの幼魚を展示していました。(2020年3月時点)

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私が訪れた際には円形水槽にてロウニンアジの幼魚が展示されていました。

成長が早いので小さな個体を見ることができる水族館は珍しいかもしれません。

大きくなると出会いの海の大水槽という大洗水族館内で最も大きな水槽に移動するのかもしれません。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。