水族館魚図鑑-マンボウ(Mola mola)

マンボウは特徴的な形から知名度の高いフグ目マンボウ科マンボウ属の魚です。

マンボウ属の魚は「マンボウ」、「ウシマンボウ」、「カクレマンボウ」の3種類がいます。

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大洗水族館にはマンボウとウシマンボウの大きさ比較の展示物があります。(左側がウシマンボウで右がマンボウです)

国内で展示されているマンボウは普通のマンボウのみです。

 

 

マンボウについて!

マンボウは最大で1.8mまで成長すると言われています。(以前はマンボウと より大型になるウシマンボウを同種として考えていたので、正確には不明な部分も多いです。)

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マンボウは、この特徴的な形状で知名度も高い魚です。

以前はウシマンボウとマンボウが混ぜて考えていたので最大の記録等が怪しい所があります。

マンボウ科で考えると3m2トン超えの大型の個体も観察されています。

発達した背ビレと尻ビレを持っています。

尾ビレのようなものを持っていますが、これは尾ビレではなく背ビレと尻ビレの一部のようで、舵ビレと呼ばれるようです。

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上のgifのように背ビレと尻ビレを同時に羽ばたくように動かしながら前方への推進力を得ます。

また、舵ビレで進行方向を調整しますが、急な方向転換ができません。

画像にあるように、透明な保護ビニールでマンボウが水槽のガラスにぶつからないようにしています。

 

 

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目元はフグ目の種類だけあってフグにそっくりな真ん丸な目をしています。

皮膚は粘液で覆われていますが、マンボウは大量の寄生虫に寄生されていることで有名です。

マンボウが稀に海面からジャンプする行動が観察されていますが、これは体についた寄生虫を落とすためだとも言われています。

目にも寄生虫がおり、ほとんど前は見えていないのだとか… 

 

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マンボウはクラゲや動物プランクトンを主食にしています。

マンボウは海面付近から水深800mまで幅広い水深を行き来しており、水深が深い200m以深で生活している時間の方が多いようです。

海流に流されて漂うような生活をしていそうですが、深海と海面付近を行き来していることから分かるように、海流に逆らって泳ぐことができるくらいの推進力を持っているようです。

マンボウは詳しい生態がほとんど分かっておらず、様々な噂がある種類です。

 

和名 マンボウ
学名 Mola mola
英名 Ocean sunfish
フグ目(Tetraodontiformes)
マンボウ科(Molidae)
マンボウ属(Mola)
分布

世界中の温帯・熱帯海域

生息環境  

世界的には食料として扱われることは少ないですが、日本を含むアジアの一部では食用とされています。

肉は白身で鮮度が落ちやすく、フライなどで食べられるようです。

三重県や千葉県では国内でも流通量が多いようです。

英名の「Ocean sunfish」は、マンボウが表面で横になっていることがあるのが海の太陽に見えたことが由来となっています。

マンボウを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

マンボウはJAZA加入の施設のうち、6ヵ所で展示されています。

大洗水族館 鴨川シーワールド 越前松島水族館
志摩マリンランド 大阪海遊館 足摺海洋館

サンシャイン水族館は現在は展示されていませんが、マンボウとの出会いという名前の水槽も残ったままなので、そのうち展示されるかもしれません。

マンボウと大洗水族館

 大洗水族館では、マンボウエリアで展示されています。

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この水槽では私が知る限り、国内で最も多くのマンボウを1つの水槽で展示している水槽になります。

マンボウの飼育・展示は難易度が高いと言われており理由は色々とあります。

大洗水族館の水槽を見てみると水槽のガラス面との間に保護シートがあることが確認できます。(一番右側のマンボウが保護シートにぶつかっています)

マンボウは体の作りから分かるように急な旋回ができず、ガラス面にぶつかり続けて傷ついて死んでしまうという事故が起こりやすいようです。(マンボウは傷もつきやすいようです。)

大洗水族館では、複数匹のマンボウが展示されているので個体を比較して観察することもできます。

えさやりのイベントもあるので、是非時間を調整して観察してみてください。

これはぜひ見ていただきたいえさを与えるシーン! 

大洗水族館はサメで有名な水族館ですが、マンボウの展示も日本でもトップの個体数を誇る水族館となっています。

 

ここまで

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