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水族館魚図鑑-コモチカギノテクラゲ(Scolionema suvaense)

コモチクラゲは無性生殖で増える事で知られているクラゲの仲間で、傘の中で子供のクラゲを持っているように見えることが名前の由来になっています。

コモチカギノテクラゲについて!

コモチカギノテクラゲは傘の直径が大きくても1cm程度の淡水クラゲ目ハナガサクラゲ科コモチカギノテクラゲ属のクラゲです。

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コモチカギノテクラゲは小さな丸い傘を持ち、かぎ爪のような触手を持ちます。

コモチカギノテクラゲは触手の形と傘の中で小さなクラゲを持っていることが名前の由来になっています。

傘の真ん中が口で、傘の縁にある4ヵ所で子クラゲを育てる生殖巣です。

カギノテクラゲと似ていますが、カギノテクラゲの方が大型に成長し、触手が多いことで見分けることができます。

食性は肉食で動物プランクトン等を捕食しています。

和名 コモチカギノテクラゲ
学名 Scolionema suvaense
英名
淡水クラゲ目(Hydroida)
ハナガサクラゲ科(Olindiidae)
コモチカギノテクラゲ属(Scolionema)
分布 日本近海
生息環境 岩礁

コモチカギノテクラゲは九州~本州の海岸に生息しています。

初夏~夏にかけて見られ、小型のクラゲとしては強い毒を持ちます。

繁殖方法が独特で1匹でも増殖することで知られており、飼育されることもあるようです。

コモチカギノテクラゲを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

コモチカギノテクラゲを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

コモチカギノテクラゲは新江ノ島水族館

新江ノ島水族館ではクラゲサイエンスにてコモチカギノテクラゲを展示しています。

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新江ノ島水族館では子供を持っている状態のコモチカギノテクラゲを見ることができます。 非常に小さな種類ですが、素通りせずにじっくり観察してみてください!

クラゲサイエンスはクラゲファンタジーホール内で展示されているクラゲと比較すると小さな種類を多く展示しています。

新江ノ島水族館は国内でもクラゲの飼育に力を入れている施設で、40種類以上のクラゲを見ることができます。

コモチカギノテクラゲを展示している施設の一覧

コモチカギノテクラゲを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

鴨川シーワールド 新潟市水族館

JAZA加入の施設ではありませんが、新江ノ島水族館でも展示されていました。(2020年11月時点)

名前と見た目の似ているカギノテクラゲは7施設で展示されています。

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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