アトランティックシーネットルは名前の通り、大西洋(アメリカ大陸南部沿岸)で見られるヤナギクラゲ属のクラゲです。
他のヤナギクラゲ属と同じように長い触手と口腕が美しいクラゲです。
アトランティックシーネットルについて!
アトランティックシーネットルは傘の直径が40cm程度にまで成長する旗口クラゲ目オキクラゲ科ヤナギクラゲ属のクラゲです。
アトランティックシーネットルは半透明の個体が多いですが、個体によっては黄色や赤色っぽい個体もいます。
太平洋に生息しているパシフィックシーネットルよりはやや小型の種類です。
食性は肉食で動物プランクトン、小さなクラゲ、甲殻類などを捕食しています。
和名 | アトランティックシーネットル |
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学名 | Chrysaora quinquecirrha |
英名 | Atlantic sea nettle |
目 | 旗口クラゲ目(Semaeostomeae) |
科 | オキクラゲ科(Pelagiidae) |
属 | ヤナギクラゲ属(Chrysaora) |
分布 | アメリカ大陸南部の大西洋側 |
生息環境 | 河口 |
アトランティックシーネットルはアメリカ大陸南部の大西洋側沿岸に生息しています。
他のヤナギクラゲ属のクラゲと同じように触手に強い毒性を持っており、餌などを捕える際に使われます。
人間に対しても有毒で、死亡する危険はほとんどないと言われていますが、痛みが数十分続きます。
クラゲを主に食べているウミガメやマンボウには捕食されます。
アトランティックシーネットルを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
アトランティックシーネットルを展示しているJAZA加入の施設はありません。(記載なし)
JAZA加入の施設ではありませんが、新江ノ島水族館で展示されているのを確認しました。(2020年11月時点)
アトランティックシーネットルと新江ノ島水族館
新江ノ島水族館ではクラゲファンタジーホールにてアトランティックシーネットルを展示しています。
新江ノ島水族館で展示されているアトランティックシーネットルはまだ小さな個体ですが、長い口腕と触手をなびかせて優雅に泳ぐ姿を見ることができます。
新江ノ島水族館では40種類以上のクラゲを展示しており、豆粒のように小さなクラゲからミズクラゲのような定番のクラゲまでクラゲの展示に力を入れている水族館です。
国内ではここでしか見られない種類も多いので、クラゲが好きな方は是非訪れて見てください。
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最後までお読みいただきありがとうございます。