広告 水族館魚図鑑 水族館魚図鑑-スズメダイ科

水族館魚図鑑-ブルークロミス(Chromis cyanea)

ブルークロミスはカリブ海、西部大西洋に生息している青色のスズメダイの仲間で、国内でもいくつかの水族館で展示されています。

 

 

ブルークロミスについて!

ブルークロミスは10cm程度のスズキ目スズメダイ科スズメダイ属の魚です。

スズメダイ科には青系の種類の多くが分類されているルリスズメダイ属がありますが、本種はスズメダイ属の魚です。

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ブルークロミスは名前の通り、青系の色をしていますが個体によって差があり黒っぽい個体もいます。

背側に沿って黒色のラインが入っており、尾鰭の上端、下端が黒色になっています。

 

和名 ブルークロミス
学名 Chromis cyanea
英名 Blue chromis
スズキ目(Perciformes)
スズメダイ科(Pomacentridae)
スズメダイ属(Chromis)
分布

西部太西洋、カリブ海、メキシコ湾等

生息環境 岩礁、サンゴ礁

ブルークロミスは西部大西洋、カリブ海、メキシコ湾等の岩礁・サンゴ礁に生息しています。

水深25m以浅の水深(特に3m~5m)で多く、サンゴの近くで群れており外敵が来るとサンゴの隙間に隠れます。

オスは産卵された卵を孵化するまで保護する習性があります。

観賞魚用に捕獲される他に、本来は生息していなかったミノカサゴの急増などが脅威になっています。

国内では稀に観賞魚として流通しますが、スズメダイの仲間としては非常に高価です。

ブルークロミスを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年8月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ブルークロミスを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ブルークロミスと葛西臨海水族園

葛西臨海水族園では世界の海エリアのカリブ海水槽にてブルークロミスを展示しています。

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ブルークロミスは水槽の中層付近で群れを作って泳いでおり、綺麗な青色をしているので非常に目立ちます。

大きな魚が近づくとサンゴの間に逃げ込む姿を見ることができます。

カリブ海水槽で展示されている魚は他の水族館では見られない魚が多いため、葛西臨海水族園を訪れた際は是非観察してみてください。

ブルークロミスを展示している水族館の一覧

ブルークロミスを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

葛西臨海水族園 志摩マリンランド しまね海洋館

ブルークロミスはカリブ海、大西洋に生息している魚としては多くの施設で展示されています。

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ルリスズメダイの仲間の綺麗な青色なので、遠くから見ると非常に似ており展示している施設も多いです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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