パロットファイヤーは鮮やかな赤色をした魚で、観賞魚として飼育されることもあります。
この種類は野生には生息しておらず、フラミンゴシクリッドとシンスピルムという種類を交雑させて作られた品種改良種です。
パロットファイヤーについて!
パロットファイヤーは体長が30cm近くまで成長する魚です。
体高もあるので体長以上に体が大きく見えます。
パロットファイヤーは個体や状態により差がありますが、鮮やかな赤系の色をしています。
体はがっちりとしており分厚く、鰭も長くなります。
上の画像はキスをしているのではなく、口を大きく開けて縄張り争いをしています。(口が小さいので口を開けてもあまり開きません。)
気性の荒いシクリッド科の種類を掛け合わせた品種なので、同種や同じくらいの大きさの魚には喧嘩をしかけます。(口が小さいので致命傷にはならないようです。)
本種は大量に養殖されていることもあり、安価に流通していますが大きく成長し同種間で争うので注意が必要です。
飼育していると人にも良く慣れる魚であることも人気がある理由です。
パロットファイヤーを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
パロットファイヤーを展示しているJAZA加入の施設はサンピアザ水族館、伊勢シーパラダイスのみとなっています。
アクアパーク品川、市立室蘭水族館でも展示されていました(2020年9月時点)
パロットファイヤーとアクアパーク品川
アクアパーク品川ではマジカルグラウンドエリアにてパロットファイヤーフィッシュを展示しています。
この水槽では3尾が展示されており、同じような大きさの個体なので縄張り争いをする姿も見られました。
同じエリア内ではシクリッドの仲間であるイエローシクリッド、スキアエノクロミス・フライエリーが展示されています。
おちょぼ口の愛嬌のある見た目をしている魚なので是非観察してみてください。
パロットファイヤーと伊勢シーパラダイス
伊勢シーパラダイスでは淡水魚が展示されているエリアにてパロットファイヤーも展示されています。
伊勢シーパラダイスでは金魚に似ているという紹介が書いてありますが、金魚が筋トレしたような姿にも見えます。
通路に沿って設置された横長の水槽となっており、この水槽は足元にありますが上にはノーザンバラムンディやディスカスが展示されています。
ここまで
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