広告 水族館魚図鑑 水族館魚図鑑-チョウチョウウオ科

水族館魚図鑑-シラコダイ(Chaetodon nippon)

シラコダイは日本の本州沿岸でも見ることができるチョウチョウウオの仲間で、他のチョウチョウウオよりも低温の水温で生活できることから、本州の沿岸でも繁殖できるようです。

シラコダイについて!

シラコダイは15cm程度にまで成長するスズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属の魚です。

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シラコダイはチョウチョウウオとしては地味な見ためをしており、体は褐色で体の後方は色が濃ゆくなります。

尾鰭は黄色になるので分かりやすいです。

食性は肉食で甲殻類、貝類、プランクトン等を捕食します。

頭部が白粉をつけたような色をしていることが名前の由来になっています。

幼魚には背鰭の後端に黒色の点があるようです。

和名 シラコダイ
学名 Chaetodon nippon
英名 Blackloin butterflyfish
スズキ目(Perciformes)
チョウチョウウオ科(Chaetodontidae)
チョウチョウウオ属(Chaetodon)
分布 西部太平洋
生息環境 岩礁

シラコダイは千葉県以南、朝鮮半島南部、台湾などの岩礁地帯で見られます。

シラコダイはチョウチョウウオの仲間の中では低温に強い魚で、16℃の水温にも耐えることができるため本州の沿岸でも繁殖が可能だと言われています。

5m前後の浅い水深に多く見られます。

国内では観賞魚として利用される他、食用としても利用されることもあります。(小さいですが美味なようです。)

見た目が地味なこともあり、観賞魚としての流通量は多くないようです。(他のチョウチョウウオと比べると低めの水温での飼育が良いようです。)

シラコダイを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年8月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

シラコダイを展示しているJAZA加入の施設は9ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載されています。

シラコダイと葛西臨海水族園

葛西臨海水族園では東京の海エリアの伊豆七島の海水槽にてシラコダイを展示しています。

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私が確認できたのは1尾だけでしたが、シラコダイが展示されていました。

水槽内にはテングダイ、イトヒキアジなどの大きな魚から、スズメダイやチョウチョウウオなど小型の魚も展示されています。

展示内容は定期的に変わっていることが多いので、何度行っても楽しめる水槽になっています。

シラコダイを展示している水族館の一覧

シラコダイを展示しているJAZA加入の施設は9ヵ所です。

葛西臨海水族園 八景島シーパラダイス 新潟市水族館
名古屋港水族館 鳥羽水族館 志摩マリンランド
串本海中公園 宮島水族館 大分マリーンパレス

九州~関東まで幅広い地域で展示されていますが、東北・北海道では展示されていないようです。

他のカラフルなチョウチョウウオと比べると地味な色合いですが展示している施設は多いようです。

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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