ロングノーズガーは名前の通り、長い吻を持つガーの仲間で2m近くまで成長します。
空気呼吸を行うことができるため、酸素濃度が低い環境でも生きることができます。
ロングノーズガーについて!
ロングノーズガーは体長2m以上に成長するガー目ガー科Lepisosteus属の魚です。
Lepisosteus属の最大種とされています。
ロングノーズガーは中央部に暗色の縦帯があり、背側がやや明るい褐色、腹側は淡色になります。
名前の由来にもなっている細く長い吻が特徴で、上の写真の左端にいるショートノーズガーと比べると吻の長さが全然違います。
食性は肉食で魚類を主食としています。
同じガーでもアリゲーターガーは大型の魚を捕えることができるように力強い体型をしていますが、ロングノーズガーはシャープな体型をしており小型の魚を捕まえられるようになっています。
ロングノーズガーは吻が細いので大型魚を捕えるのは難しいです。
和名 | ロングノーズガー |
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学名 | Lepisosteus osseus |
英名 | Longnose gar |
目 | ガー目(Lepisosteiformes) |
科 | ガー科(Lepisosteidae) |
属 | Lepisosteus属(Lepisosteus) |
分布 |
北米大陸 |
生息環境 | 河川、汽水 |
ロングノーズガーはカナダのケベック州が北端でメキシコ南部が南端となっており、ガーの仲間の中でも広い範囲に生息しています。
河川や湖の他に汽水域でも見られ、他のガーと同じように空気呼吸を行うことができます。(阪神淡路大震災の時に酸素の供給が無くなった水槽で他の魚が死んでしまう中、ガーだけは生き延びたという話もあります。)
定期的に空気呼吸を行う必要があり、水面に上がれないと死んでしまいます。
特定外来生物に指定される前は観賞魚として流通していました。
ロングノーズガーを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ロングノーズガーを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ロングノーズガーと志摩マリンランド
志摩マリンランドでは古代館エリアにてロングノーズガーを展示しています。
この水槽ではロングノーズガーの他にスポッテッドガー、ショートノーズガーが展示されています。
私が訪れた際は餌の金魚を与えられており、水槽の中で金魚を捕える姿も観察することができました。
見た目に反して俊敏に動いて金魚を捕まえていました。
ロングノーズガーを展示している施設の一覧
ロングノーズガーを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。
福島海洋科学館 | さいたま水族館 | 志摩マリンランド |
須磨水族園 |
Lepisosteus属はロングノーズガーの他にスポッテッドガー、ショートノーズガー、フロリダガーの4種が展示されており、フロリダガーが最も展示施設が少ないです。
ここまで
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