レッドファントムテトラは観賞魚として人気の高い魚で、南米のオリノコ川流域に生息しています。
目次
レッドファントムテトラについて!
レッドファントムテトラは体長3cm程度にまで成長するカラシン目カラシン科Hyphessobrycon属の魚です。
レッドファントムテトラは名前の通り、赤色の体色をしたファントムテトラで、胸部には黒色の斑点があります。
小さな個体は背鰭の先端が白色になりますが、大きくなった個体は上のように赤一色になります。
食性は肉食で甲殻類や昆虫を捕食しています。
和名 | レッドファントムテトラ |
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学名 | Hyphessobrycon sweglesi |
英名 | Red phantom tetra |
目 | カラシン目(Characiformes) |
科 | カラシン科(Characidae) |
属 | Hyphessobrycon属(Hyphessobrycon) |
分布 |
オリノコ川流域 |
生息環境 | 河川 |
レッドファントムテトラは南米のオリノコ川流域に生息しています。
変わった見た目から観賞魚としても流通しており、群れを作ることから複数で飼育されることが多いです。
流通する個体には数タイプあり、斑点や背鰭の模様に違いがあるようです。
同じように○○ファントムテトラと呼ばれる種類として、レッドファントムテトラ、イエローファントムテトラなどがいます。
レッドファントムテトラを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
レッドファントムテトラを展示しているJAZA加入の施設は14ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
レッドファントムテトラと千歳水族館
千歳水族館では世界の淡水魚ゾーンにてレッドファントムテトラを展示しています。
レッドファントムテトラを展示している水槽では多くの種類を展示しており、レッドファントムテトラ以外にもラミーノーズテトラやネオンテトラ、カージナルテトラ、ディスカスなどが10種類以上が展示されています。
千歳水族館はサケの展示が充実している施設ですが、世界の淡水魚ゾーンでは世界中の魚を多数集めて展示しています。
レッドファントムテトラと すみだ水族館
すみだ水族館では自然水景エリアにてレッドファントムテトラを展示しています。
すみだ水族館では群れでレッドファントムテトラを展示しており、上のように木の下に隠れるように群れていました。
自然水景エリアではADAの協力で作られた水槽が設置されており、水草とレイアウトが美しい水槽を見ることができます。
レッドファントムテトラと伊勢シーパラダイス
伊勢シーパラダイスでは淡水魚を展示しているエリアでレッドファントムテトラを展示しています。
伊勢シーパラダイスではレッドファントムのみで展示されており、上のように真っ赤に発色した個体が展示されていました。
レッドファントムテトラが展示されている水槽の近くでは色に関する魚が集められて展示されており、レッドファントムテトラの他にレッド・プラティやイエローシクリッド、グリーンテラー、ブルーテトラなどが展示されています。
レッドファントムテトラを展示している水族館の一覧
レッドファントムテトラを展示しているJAZA加入の施設は14ヵ所です。
千歳水族館 | 男鹿水族館 | さいたま水族館 |
サンシャイン水族館 | アクアパーク品川 | すみだ水族館 |
鳥羽水族館 | 志摩マリンランド | 伊勢シーパラダイス |
大阪海遊館 | 須磨水族園 | のいち動物公園 |
しまね海洋館 | 大分マリーンパレス |
レッドファントムテトラはHyphessobrycon属の中で最も多くの施設で展示されています。(2番目はブラックファントムテトラ)
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。