パラワンコクジャクはパラワン島固有種で、背中の光沢のある青色が特徴のコクジャクです。
パラワンコクジャクについて!
パラワンコクジャクのオスは全長50cm程度にまで成長するキジ目キジ科コクジャク属の鳥です。
メスはオスよりも小型で、全長40cm程度にまで成長します。
パラワンコクジャクはオスの個体は頭部の頂部の羽毛が伸長し、頬には白色の部分があります。
胸部~尾羽は黒色をしており、 背は光沢のある暗い青色をしています。
上尾筒や尾羽には青色の斑紋があります。
他のキジと同じようにメスはオスと比べると地味な見た目をしており、全身が茶色をしています。
食性は雑食で果実、種子、昆虫などを捕食しています。
和名 | パラワンコクジャク |
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学名 | Polyplectron emphanum |
英名 | Palawan peacock-pheasant |
目 | キジ目(Galliformes) |
科 | キジ科(Phasianidae) |
属 | コクジャク属(Polyplectron) |
分布 |
パラワン島 |
生息環境 | 原生林 |
パラワンコクジャクはパラワン島固有種です。
標高600m以下の原生林に生息しています。(以前は原生林以外にも生息していますが、生息環境の開発により現在では原生林でのみ見られます。)
現地では食用として利用されています。
生息環境の開発、食用として利用するために乱獲された事により生息数は激減しています。(IUCNのレッドリストではII類に指定しています。)
パラワンコクジャクを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
パラワンコクジャクを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
パラワンコクジャクと上野動物園
上野動物園ではキジ展示エリアにてパラワンコクジャクを展示しています。
上野動物園では上のように1匹のオスに対して複数のメスが展示されており、仲良くしている姿を見る事ができます。
このエリアではパラワンコクジャクの他にハゲガオホウカンチョウ、シラコバト、コシアカキジ、アカガシラカラスバトが展示されています。
パラワンコクジャクを展示している施設の一覧
パラワンコクジャクを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。
上野動物園 | 多摩動物公園 | 井の頭自然文化園 |
夢見ヶ崎動物公園 | 浜松動物園 | 天王寺動物園 |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。