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動物園鳥図鑑-ハクトウワシ(Haliaeetus leucocephalus)

ハクトウワシはアメリカの国鳥で、国章、1ドル札にも描かれています。(多くのインディアンはハクトウワシを聖なる生きものとして見なしています)

日本では国後島、北海道(2020年初確認)に飛来した記録があります。

 

 

ハクトウワシについて!

ハクトウワシは全長1m以上に成長するタカ目タカ科ウミワシ属の鳥です。

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ハクトウワシは名前の通り、肩~頭部が白色になるのが特徴です。

体は全体的に茶褐色をしていますが、幼鳥は体に褐色の斑点があり、嘴の色は灰褐色をしています。(親の嘴は黄色)

食性は肉食で魚類を主食とし、哺乳類、爬虫類、死骸などを捕食しています。

 

和名 ハクトウワシ
学名 Haliaeetus leucocephalus
英名 Bald eagle
タカ目(Accipitriformes)
タカ科(Accipitridae)
ウミワシ属(Haliaeetus)
分布 北米大陸沿岸部
生息環境 海辺、川沿い、湖沼付近

ハクトウワシは北米大陸沿岸部を中心に幅広く生息しており、繁殖地と越冬地の渡りを行う地域もあります。

繁殖期は地域によって大きく異なり、樹上や岸壁などに巨大な巣を作ります。

1度に1~2個の卵を産卵し、南部では10~4月、北部では4~8月が繁殖期となっています。

一時期は生息環境の開発や農薬などの問題により生息数が激減しましたが、その後の保護活動により現在ではIUCNレッドリストでは軽度懸念(LC)とされるほど個体数が回復しました。

1940年には渡り鳥条約(The Migratory Bird Treaty Act)で、ハクトウワシを含む渡り鳥と生息地の保護を行う条約も制定されています。

先住民であるインディアンの多くの部族でハクトウワシは聖なる生き物として見られており、ハクトウワシやその羽を用いた儀式を行っています。

2000年以降でも無許可でハクトウワシを殺して儀式に利用したとしてインディアンが逮捕された事件が発生しています。

ハクトウワシを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ハクトウワシを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ハクトウワシと東山動物園

東山動物園ではにてアメリカゾーンにてハクトウワシを展示しています。

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東山動物園では縦方向に高いケージの中でハクトウワシを展示しており、ケージ内の高所に留まっていました。

2020年の4月からはオスとメスが同居しており、将来的には繁殖も目指しているようです。

このエリアではハクトウワシの他にシンリンオオカミ、アメリカバイソン、トナカイ、アメリカビーバーなどが展示されています。

ハクトウワシを展示している施設の一覧

ハクトウワシを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。

釧路市動物園 那須どうぶつ王国 日本平動物園
浜松動物園 東山動物園 アドベンチャーワールド
神戸どうぶつ王国    

 

ここまで

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