動物図鑑-鯨偶蹄目

動物図鑑-オカピ(Okapia johnstoni)

オカピは「コビトカバ」、「ジャイアントパンダ」と並んで世界三大珍獣の1匹に数えられるキリン科の動物です。

美しい見た目から「森の貴婦人」と呼ばれる事もあります。

オカピについて!

オカピは体長1.9~2.5m程度にまで成長する鯨偶蹄目キリン科オカピ属の動物です。

オカピは体型はウマのようで、胴体部分は艶のある茶色で、四肢にはシマウマのような白と黒の縞模様があります。

発見当時は毛皮の一部しか見つからなかったため、ウマ属の新種として発表されましたが、頭部の骨や完全な毛皮を入手できたため、1901年にキリン科に分類されました。

オスの個体には頭部に角がありますが、体の大きさはメスの方が大きくなります。(オスのみ縄張りを形成しますが、メスは縄張り内に入る事が可能です。)

キリンよりも原始的な種類で、森林に生息していたオカピのうち草原に適応して首が長くなったのがキリンだと考えられています。

食性は草食で木の葉・草、シダ、果実などを捕食しています。

キリンと同じように長い舌を持っており、器用に草などをちぎって食べることができます。

和名オカピ
学名Okapia johnstoni
英名Okapi
鯨偶蹄目(Cetartiodactyla)
キリン科(Giraffidae)
オカピ属(Okapia)
分布コンゴ民主共和国の中部・西部
生息環境熱帯雨林

オカピはコンゴ民主共和国の中部・南部に分布しています。(ウガンダでは絶滅)

標高500~1,500m程度の森林に生息しており、単独orペアで生活しています。

妊娠期間は414~493日で、普通は1度に1頭を出産します。 授乳期間は約半年間ですが個体差が大きいようです。

日本では1998年によこはま動物園で初めて飼育され、現在は上野動物園、横浜金沢動物園、よこはま動物園で飼育されています。(よこはま動物園では何度か繁殖に成功しています。)

分布域であるコンゴ民主共和国では保護対象とされていますが、食用・革目的の密漁、森林伐採などによる生息環境の破壊などによって生息環境は減少傾向にあります。

IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IB類に指定されています。

オカピを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

オカピを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

オカピと上野動物園

上野動物園では西園にてオカピを展示しています。

上野動物園では1頭のオカピを飼育しています。

上のように屋外に出ている事もありますが、自由に行き来できる屋内に居る事も多いです。(屋内もガラス越しに見る事ができます。)

上野動物園は園内で世界三大珍獣(オカピ、ジャイアントパンダ、コビトカバ)を全て見ることができる国内唯一の動物園となっています。

オカピを展示している展示場の近くではキリン、ハシビロコウなどが展示されています。

オカピとズーラシア

ズーラシア(よこはま動物園)ではアフリカの熱帯雨林にてオカピを展示しています。

ズーラシアでは4頭(2♂2♀)のオカピを飼育しています。 展示場は上のような野外展示場とガラス越しに見ることができる屋内展示場の2ヵ所があります。

2021年8月時点では国内の動物園で唯一繁殖可能(オス・メスが揃っている)な動物園で、これまでにも何度も繁殖に成功している動物園です。

アフリカの熱帯雨林エリアにはオカピの他にアフリカタテガミヤマアラシ、アカカワイノシシ、チンパンジーなどが展示されています。

オカピを展示している施設の一覧

オカピを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

上野動物園横浜金沢動物園よこはま動物園

ここまで

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