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動物図鑑-タヌキ(Nyctereutes procyonoides)

タヌキは諺に使われるなど、古くから親しまれている動物で、毛皮を利用するために乱獲された時期もありました。

日本にはホンドタヌキとエゾタヌキが生息しています。

 

 

タヌキについて!

タヌキは体長50~68cn程度にまで成長するネコ目イヌ科タヌキ属の動物です。

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上の画像はエゾタヌキです。

日本にはエゾタヌキとホンドタヌキの2亜種が存在しており、エゾタヌキの方が四肢が長く、被毛も長いです。

灰褐色や茶褐色の体毛に覆われており、四肢は黒色をしています。

顔部はアライグマにも似ていますが、尾が縞模様ではない事で見分けることができます。

稀に全身が真っ白な個体が誕生する事があります。

 

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水辺に適応した体型をしており、河川や沼など水辺で見られる事が多いです。

食性は雑食で小型の哺乳類、鳥類、両生類、昆虫、葉、果実、種子などを捕食しています。

秋になると冬に備えて脂肪を蓄え、体重を50%ほども増やします。

「タヌキ寝入り」という言葉がありますが、これはタヌキに死んだふりをする習性があることが由来となっています。

イヌ科の動物にしては珍しく、木に登る事もあります。

 

和名 タヌキ
学名 Nyctereutes procyonoides
英名 Raccoon dog
ネコ目(Carnivora)
イヌ科(Canidae)
タヌキ属(Nyctereutes)
分布

日本、朝鮮半島、

中国東部・南部、ロシア東部

生息環境 水辺、森林

タヌキは日本、朝鮮半島、中国東部・南部、ロシア東部に分布しています。

5つの亜種に分類されており、日本にはそのうち2亜種が生息しています。(染色体の違いなどからホンドタヌキを独立種とする説も提唱されています。)

森林や河川、沼などの水辺に生息しており、日本では都市部でも見られます。

単独かペアで行動し、ペアを形成した場合はどちらかが死ぬまで解消されないと言われています。

妊娠期間は約2ヵ月で、普通は5~7頭を出産し、授乳期間は1ヵ月半~2ヵ月です。

日本におけるタヌキは、近代に毛皮目的に乱獲された事によって絶滅が危惧されるほど個体数が減った時期もあります。

その後は毛皮の需要がなくなったため、毛皮目的に狩猟される事はなくなりましたが、食用として利用される事があります。

中国やロシアなどでは毛皮を利用するために養殖しています。

タヌキを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

タヌキを展示しているJAZA加入の施設は43ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

タヌキと旭山動物園(エゾタヌキ)

旭山動物園では北海道小動物コーナー、北海道産動物舎にてエゾタヌキを展示しています。

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旭山動物園では2ヵ所でエゾタヌキを展示していますが、北海道動物舎の方が観察しやすい展示となっていてオススメです。

JAZA加入の施設でエゾタヌキを展示している施設は2施設のみなので、訪れた際は是非観察してみてください。

旭山動物園ではエゾタヌキの他にエゾユキウサギ、エゾクロテン、エゾモモンガ、エゾリス、エゾシカ、エゾヒグマといったエゾ○○という北海道で見られる動物が展示されています。

タヌキを展示している施設の一覧

ホンドタヌキを展示しているJAZA加入の施設は41ヵ所です。

弥生いこいの広場 大森山動物園 盛岡市動物公園
八木山動物公園 福島海洋科学館 宇都宮動物園
桐生が岡動物園 かみね動物園 東武動物公園
狭山智光山動物園 多摩動物公園 市川市動植物園
市原ぞうの国 夢見ヶ崎動物公園 野毛山動物園
よこはま動物園 富山ファミリーパーク 高岡古城公園動物園
小諸動物園 須坂動物園 茶臼山動物園
飯田動物園 大町山岳博物館 豊橋動物園
東山動物園 京都動物園 天王寺動物園
姫路動物園 池田動物園 とくしま動物園
とべ動物園 高知アニマルランド 安佐動物公園
徳山動物園 ときわ動物園 到津の森公園
福岡市動物園 熊本市動植物園 フェニックス動物園
平川動物公園 沖縄こどもの国  

 

エゾタヌキを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

旭山動物園 おびひろ動物園  

 

 

ここまで

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