レッドフィンバルブは名前の通り赤くなる鰭が特徴のコイの仲間で、大人しい性格からアロワナ等の大型魚と一緒に飼育されることがあります。
アルビノレッドフィンバルブなどの品種改良種も流通しています。
レッドフィンバルブについて!
レッドフィンバルブは35cm程度にまで成長するコイ目コイ科Puntius属の魚です。
背鰭以外の各鰭が赤色になり、目の上の方も赤く染まります。
上部は青っぽく、下側は銀色に輝く体と赤色の鰭が美しい種類です。
体高があり、銀色の体色で他の大型魚と飼育しても大きさ以上に存在感があります。
和名 | レッドフィンバルブ |
---|---|
学名 | Puntius schwanenfeldii |
英名 | Tinfoil barb |
目 | コイ目(Cypriniformes) |
科 | コイ科(Cyprinidae) |
属 | Puntius属(Puntius) |
分布 |
東南アジア |
生息環境 | 河川 |
レッドフィンバルブはメコン川流域、チャオプラヤ川流域、スマトラ島、ボルネオ島、マレー半島等の河川に生息しています。
レッドフィンバルブを含むコイ目の仲間は東南アジアでは食用として利用されています。
見た目が美しい種類で観賞魚として流通することがあります。
自然での生息環境の多くは水温が22℃~25℃、phが6.5~7.0の範囲だと言われています。(他の多くの熱帯魚と比べると水温はやや低めです。)
飼育する際は自然下と同じく流れのある環境を好むようです。
流れのある環境に生息していることもあり、遊泳力が高く水槽でも泳ぎ回り水槽から飛び出す危険があるので注意が必要です。
水槽内で繁殖を狙うこともできますが、ばら撒くように産卵するため親魚や他の魚に食べられてしまうこと多いようです。
レッドフィンバルブを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
レッドフィンバルブを展示しているJAZA加入の施設は記載がありません。
記載はありませんでしたが、足立区生物園では展示されていました。(2020年3月時点)
レッドフィンバルブと足立区生物園
足立区生物園では観察展示室にてレッドフィンバルブを展示しています。
この水槽ではレッドフィンバルブの他に上の写真の左にいるイエローフィンバルブやブルーフィンカープ、ブラックシャークなど他の施設で見られない珍しいコイの仲間が展示されています。
照明も大型淡水魚を展示した水槽にしては明るく、ガラスも綺麗で珍しい魚も展示されているのでオススメの水槽となっています。
足立区生物園では魚、動物、温室と様々な生き物・植物を見ることができるオススメの施設です。(入園料は300円とコスパは抜群に良いです。)
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。