チュウゴクメダカは中国や朝鮮半島等で見られるメダカの仲間で、以前は日本のメダカの亜種だと考えられていました。
タイリクメダカと呼ばれることもあります。
チュウゴクメダカについて!
チュウゴクメダカは体長2.5cm程度にまで成長するダツ目メダカ科メダカ属の魚です。

体はやや小柄ですが、日本で見られるメダカにそっくりな見た目をしています。
食性は雑食でプランクトンや藻類等を捕食しています。
| 和名 | チュウゴクメダカ |
|---|---|
| 学名 | Oryzias sinensis |
| 英名 | Chinese ricefish |
| 目 | ダツ目(Beloniformes) |
| 科 | メダカ科(Adrianichthyidae) |
| 属 | メダカ属(Oryzias) |
| 分布 |
中国、朝鮮半島など |
| 生息環境 | 淡水 |
チュウゴクメダカは中国や朝鮮半島西部、台湾、タイ、ラオスに生息しています。
メダカ属の中で日本にいるメダカと最も近縁な種だと言われています。(以前は日本で見られるメダカの亜種だと考えられていました。)
チュウゴクメダカは昔は稲作にも利用されており、メダカがいる水田では収穫量が4~15%増えることが証明されているようです。
チュウゴクメダカを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
チュウゴクメダカを展示しているJAZA加入の施設は東山動物園のみとなっています。
チュウゴクメダカと東山動物園
東山動物園では世界のメダカ館にてチュウゴクメダカを展示しています。

チュウゴクメダカは複数の個体が展示されており、色もついておらず、展示されているメダカの中ではやや地味な感じがします。
東山動物園の世界のメダカ館で世界中のメダカやカダヤシを展示しており、ここでしか見られないようなレアな種類も多いです。
ここまで
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