クマノミ 東海大海洋博物館 静岡県

東海大海洋博物館のクマノミ展示について紹介! 日本一のクマノミ飼育種数!

東海大海洋博物館では「くまのみ水族館」というエリアでクマノミを飼育しており、クマノミの展示種類数は日本一の水族館です。

約20種類のクマノミを見る事ができ、日本国内の水族館ではここでしか見ることができない種類も多くいます。


東海大海洋博物館のくまのみ水族館について

くまのみ水族館は水族館部の最後にある展示エリアで、日本で見られるクマノミ6種の他に外国に分布している多くのクマノミを飼育しています。

くまのみ水族館の入り口は上の写真のようになっており、壁紙にもクマノミの絵がある可愛らしいエリアとなっています。

基本的には1水槽に1種類のクマノミが展示されており、クマノミだけではなく水槽内に展示されているイソギンチャクも様々な種類がいます

エリアの中央部には上の写真のように円柱型の大きな水槽が設置されており、感染症対策で私が訪れた際には封鎖されていましたが、水槽の中にある空洞の場所に入る事ができます。(上の写真で分かるように水槽の下の方に穴が開いていて入る事ができます。)

上の写真の水槽がくまのみ水族館内で最も大型の水槽で、他の水槽は後ろに見えているように中型の水槽が多いです。

水槽のレイアウトは種類によって異なりますが、展示されているイソギンチャクはクマノミごとに異なります。

これはクマノミの種類によって共生するイソギンチャクが異なる事が理由で、クマノミだけではなくイソギンチャクにも注目してみてください。

東海大海洋博物館のクマノミ繁殖コーナー

東海大海洋博物館ではクマノミの飼育・展示だけではなく、繁殖にも力を入れている水族館で、1977年には世界で初めてカクレクマノミの繁殖・育成に成功しています。

くまのみ水族館の奥の方には東海大海洋博物館で繁殖したクマノミの子供が展示されている場所があります。

少し目立たない場所にありますが、オススメの展示ですので是非見に行ってください!

水族館の裏側をガラス張りに見ることができるようになっており、裏側にも水槽や生け簀が並んでいます。

このように裏側を見ることができる機会は少ないと思うので、時間があればゆっくり見てみてください。

この場所では上の写真のように水槽の中で東海大海洋博物館で繁殖したクマノミの仲間達を見る事ができ、展示されているクマノミ達の誕生日が書かれたプレートが水槽に貼られています

このような水槽がいくつか並んでおり、この水槽では複数の種類が同じ水槽で展示されている事が多いようです。

生まれた時期によって展示されている個体の大きさは異なりますが、私が訪れた際は1~2cmくらいの小型の個体も見ることができました。


このようにクマノミの繁殖にも力を入れている水族館で、日本動物園水族館協会(JAZA)の繁殖賞も数多く受賞しています。

東海大海洋博物館が日本動物園水族館協会(JAZA)の繁殖賞を受賞している種類は以下の表の通りです。

オーストラリアンアネモネフィッシュカクレクマノミ
スカンクアネモネフィッシュスパインチークアネモネフィッシュ
トウアカクマノミバリアリーフアネモネフィッシュ
モルディブアネモネフィッシュレッドアンドブラックアネモネフィッシュ
レッドサドルバックアネモネフィッシュワインドバンドアネモネフィッシュ

クマノミ以外にも多くの種類で繁殖賞を受賞しており、全部で37種類(2017年8月時点)で繁殖賞を受賞しています。(割合的にはクマノミも分類されているスズメダイ科の種類が多いです。)

くまのみ水族館で展示されているクマノミについて

東海大海洋博物館では約20種類のクマノミの仲間が展示されていますが、今回は東海大海洋博物館でのみ展示されている種類からオススメの種類を紹介します。

・マックローキーズアネモネフィッシュ

マックローキーズアネモネフィッシュはロードハウ島周辺に生息しているクマノミの仲間で、黒色の体色をしています。

クマノミの仲間は黒化という体色が黒色になる事があり、カクレクマノミも黒色になる個体が現れます。

上の写真の個体は黒色の体色に白色の尾鰭ですが、鰓蓋に白色の縦帯がある個体もいます。

東海大海洋博物館でのみ展示されている珍しいクマノミで、同じ水槽の中でレッドサドルバックアネモネフィッシュ、レッドアンドブラックアネモネフィッシュも展示されています。(この水槽で展示されている3種類は全て東海大海洋博物館でのみ展示されている種類です。)

・レッドアンドブラックアネモネフィッシュ

レッドアンドブラックアネモネフィッシュはグレートバリアリーフ北部~マーシャル諸島、グアム、ニューカレドニア~インドネシア東部に生息しています。

レッドアンドブラックアネモネフィッシュは体の上半分が赤色、下半分が黒色になっています。

綺麗な橙色と黒色のコンストラクトが美しい種類で、クマノミの仲間の中では生息域が広い種類ですが日本の水族館では東海大海洋博物館でのみ飼育されています。(日本でも見られるハマクマノミにも似ていますが、腹鰭と尻鰭が黒色になる事で見分ける事ができます。)

・スカンクアネモネフィッシュ

スカンクアネモネフィッシュはスカンクのように背中に白色の筋模様があるクマノミの仲間です。

日本で見られるセジロクマノミと非常に良く似ていますが、セジロクマノミと比べると背中の白色の帯模様が細い事で見分ける事ができます。(個体差がありますが、セジロクマノミの方がオレンジ色が強い体色をしている個体が多いです。)

セジロクマノミも くまのみ水族館内で展示されているので見比べてみてください。


東海大海洋博物館で展示されていたクマノミ一覧(2020年10月時点の名前順)

名前の隣に☆が付いているのはJAZA加入の施設のうち、東海大海洋博物館でのみ展示されている種類。

アラルズアネモネフィッシュカクレクマノミ
クマノミクラウンアネモネフィッシュ
スカンクアネモネフィッシュ(☆)スパインチークアネモネフィッシュ
セジロクマノミセバエアネモネフィッシュ
ティレズアネモネフィッシュ(☆)トウアカクマノミ
ハナビラクマノミハマクマノミ
バリアリーフアネモネフィッシュマックローキーズアネモネフィッシュ(☆)
モルディブアネモネフィッシュレッドアンドバックアネモネフィッシュ(☆)
レッドアンドブラックアネモネフィッシュ(☆)ワイドバンドアネモネフィッシュ


東海大海洋博物館は知名度はあまり高くありませんが、国内で断トツに充実したクマノミの展示を行っている水族館です。

クマノミはイソギンチャクと共生する生態から広い範囲を移動しないため、地域ごとに種類が分けられており、似ている種類も多くいます。 東海大海洋博物館でも似ている種類が多く展示されているので比較してみてください。


ここまで

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