東海大海洋博物館 静岡県

東海大海洋博物館の駿河湾の生きものエリアについて紹介!

東海大海洋博物館の駿河湾の生きものエリアは展示されている種類の数は館内で最も多く、多くの種類を見ることができるエリアとなっています。

珍しい種類も多く展示されており、魚が好きな方には非常にオススメのエリアです。

駿河湾の生きものエリアについて

駿河湾の生きものエリアは25個の中型水槽が並ぶ展示エリアで、展示種類数は約200種類にもなります。

東海大海洋博物館の展示エリアの中でも展示種類数が最も多いエリアで、設置されている水槽の数も多いです。

エリア内は上の写真のようにシンプルな四角形の水槽が壁に埋め込まれています。

上の写真はエリアの入り口付近で、南の方で見られるような魚が多く展示されており、エリア内には深海に生息する魚や本州の沿岸部で見られるような魚が展示されている水槽も設置されています。

1水槽あたり5~10種類程度を展示している水槽が多く、1つの水槽で多くの種類を観察することができるようになっています。

上の写真はエリアの出口近くに設置されている水槽で、右側は本州の沿岸部で見られるような魚が展示されており、左側は冷たい海域や水深の深い場所に生息している生物を展示していました。

水槽の設置方法などは新しい水族館という感じはしませんが、展示生物は非常に充実しているエリアで、種類数はもちろんのこと、マニアックな種類も多く展示されています。

近くには「駿河湾の深海生物」というエリアがあり、上の写真のように壁一面に標本が飾られています。(駿河湾は日本で最も深い湾として有名で、深海魚の宝庫となっています。)

標本の他に深海魚に関する展示が行われており、深海魚に関する知識を深めることができるような展示がされています。

他の水族館ではあまり見られないような充実した深海魚の標本を見ることができ、ユニークな形状をした種類も多いので非常にオススメの展示です。

エリア内のオススメの水槽

エリア内に設置されている25個の水槽の中から個人的にオススメの水槽について紹介していきます!

上の水槽はエリアの入り口に設置されている水槽で、大量のウツボとミノカサゴがメインに展示されている水槽です。

水槽の中央に設置されている穴の開いた岩からは多くのウツボが顔を出しており、口から覗く鋭い牙もチラチラと見えて迫力があります!

上のように色々の穴から多くのウツボが顔を出しています。

展示されているウツボの種類はウツボ、コケウツボ、トラウツボ、ユリウツボの4種類です。

この他にはアヤメエビス、サザナミヤッコ、ミノカサゴ、ハナミノカサゴ、モヨウモンガラドオシが展示されていました。

上の写真は左側がコケウツボ、右側がトラウツボで展示されているウツボの中でも鋭い牙を持っている種類です。

特にトラウツボは口が常に半開きになっており、鋭い牙が見えるようになっています。(目の近くに角のようなものがあるので他のウツボと簡単に見分けることができます。)

上の写真の水槽も入り口付近に設置されている水槽で、エリア内で最も派手な水槽の1つです。

チョウチョウウオの仲間が多く展示されており、「きらきら☆ラグーン」で展示されている個体よりも大きな個体が群れを作っている姿を見ることができます。(チョウチョウウオ科は5種類展示)

この水槽ではアカオビハナダイ、アケボノチョウチョウウオ、カスミチョウチョウウオ、クギベラ、ケラマハナダイ、タテジマキンチャクダイ、チョウハン、トゲチョウチョウウオ、ナンヨウハギ、ハタタテダイ、ホンソメワケベラ、ミツボシクロスズメダイが展示されていました。

続いて紹介するオススメの水槽はアジの仲間が多く展示されている水槽で、他の水族館ではあまり見られないような珍しい種類も展示されています。

私が訪れた際にはイトヒキアジ、オキアジ、オニアジ、カラスエイ、コバンアジ、コバンザメ、ヒレナガカンパチ、マルコバンが展示されていました。

左側の写真のオニアジは美ら海水族館と東海大海洋博物館のみ、右側の写真のヒレナガカンパチは八景島シーパラダイスと東海大海洋博物館でのみ展示されています。(JAZA加入の施設のみカウント)

この他の種類も5施設程度でしか展示されていない珍しい種類が多いマニアの方にもオススメの水槽です!

上の写真はハタの仲間を展示している水槽で、オオモンハタ、クエ、ツチホゼリ、マダラハタが展示されています。

他の水槽に比べるとゆっくりと泳いでいるので観察しやすい水槽で、大きなハタの仲間を近くで見ることができる水槽となっています。

大型のハタの仲間は高級魚として扱われており、美味しそうな水槽です…!

エリア内のオススメ展示生物

ここからは水槽ではなく、個人的にオススメな展示生物について紹介していきます。

エリア内には大型の生物はあまり多くありませんが、珍しいマニアックな種類が多く展示されています。

上の写真はアオブダイというブダイの仲間で、日本で見られるブダイの中でも大型の種類です。 アオブダイは食用として利用される事がありますが、毒を持っている個体もおり、日本でも死亡例が数件あります。

上の写真のように鳥の嘴のような大きな歯を持っており、ブダイの事を英語では「parrotfish」(インコのような魚」と呼びます。

東海大海洋博物館で展示されている個体は上のように大きな歯を持っている立派な個体で非常にオススメです。

上の写真はクマサカフグというフグの仲間で、珍しい種類で毒性もあまり良く分かっていない種類です。

展示している施設はおそらく東海大海洋博物館のみだと思われます。(2020年10月訪問時には展示されていました。)

サバフグ属自体が水族館でほとんど展示されていないので、展示されていれば是非観察してみてください。

上の写真はシイラの小型の個体です。 シイラ自体は知名度もそこそこ高い種類ですが、シイラを展示している水族館はJAZA加入の施設では東海大海洋博物館以外では美ら海水族館でのみ飼育されています。

水槽の上層部を泳いでいますが、水槽もあまり大きくないので近い距離でシイラを観察することができます。

日本でも食用として利用されますが、ハワイではマヒマヒという名称で名物にもなっています。

最後に紹介するのは上の写真のルリハタという種類で、こちは展示している水族館もそこそこ多い種類です。

ハタの仲間ですが、ハタの仲間にしては非常に薄い体型をしており、独特な見た目をしてます。(鮮やかな青色の体色と黄色の帯が非常に綺麗です。)

体表から毒性のある粘液を出す事から英語で「soapfish」と呼ばれています。


大型の水槽は設置されていませんが、展示種類数は東海大海洋博物館のメイン展示エリアといっても良いほど多く、珍しい種類も多く展示されているエリアです。

今回紹介したのはごく一部で、紹介した水槽・種類以外にも魅力的な展示が行われているオススメの展示エリアです。

中型の水槽が並んでおり、水槽によって展示されている種類の系統が異なるのでお気に入りの水槽を探してみてください!


ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

-東海大海洋博物館, 静岡県