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水族館魚図鑑-アカシュモクザメ(Sphyrna lewini)

今回紹介する種類は様々な海の沿岸部に生息しているシュモクザメの仲間、アカシュモクザメです!

ハンマーヘッドシャークと呼ばれているように、頭がハンマー形状になっているのが1番の特徴です!

 

 

アカシュモクザメについて

9種類が確認されているシュモクザメの仲間のうち、最も日本人にも馴染み深い種類になります。

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アカシュモクザメはシュモクザメの中でも最も広い地域に生息しており、大きさは最大4m以上になります。

日本の沿岸部でも見られるため、海水浴場付近に出没して海水浴場が立ち入り禁止になることもあります。(狂暴そうな見た目に反し臆病な性格で、人を襲った記録はほとんど無いようです。)

上の画像を見ると分かるように、ハンマーの先端に目がついています

ハンマーの両先端に目がついていることで、広い立体視覚を得ているようですが、正面が死角となっているようです…

 

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アカシュモクザメの口が見えるアングルから撮影してみました。

意外と可愛い口をしています。

下付きになっている口の形状から分かるように、主に海底の甲殻類やエイなどを食べるようです!

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少しブレてしまいましたが、上から撮ってみると上のようになります。

上側は赤茶色をしています!

 

和名 アカシュモクザメ
学名 Sphyrna lewini
英名 Scalloped hammerhead
メジロザメ目
シュモクザメ科
シュモクザメ属
分布 温暖な海域の沿岸部
生息環境 沿岸部

シュモクザメの仲間は他のサメと比べて優れたロレンチーニ器官を持っており、他の生き物が筋肉を動かした際に発する微弱な電流を感知することができるようです。(大好物のエイが発する電気信号も感知しやすいようです。)

漁獲されたシュモクザメはフカヒレの材料として使われるようです…

アカシュモクザメを見る事ができる水族館

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2019年12月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

アカシュモクザメを見ることができる水族館は11カ所となります。

日本で見ることができるシュモクザメは、紹介しているアカシュモクザメとシロシュモクザメの2種になります。

シロシュモクザメが3カ所でしか展示されていないのに比べると、アカシュモクザメは10カ所以上で展示されているので見に行きやすいです。

大洗水族館ではシロシュモクザメとアカシュモクザメを一度に見ることができるようです。

大洗水族館 葛西臨海水族園 八景島シーパラダイス
新潟市水族館 のとじま水族館 越前松島水族館
大阪海遊館 須磨水族園 しまね海洋館
海の中道水族館 大分マリーンパレス  

上の表を見て分かる通り、国内各地に飼育している水族館があるので見に行きやすいです!

残念ながら北海道や東北には展示されていませんが…

葛西臨海水族園とアカシュモクザメ

葛西臨海水族園では、本館の入り口入ってすぐのところにアカシュモクザメが展示されている水槽があります。

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葛西臨海水族園のアカシュモクザメです!

マイワシを掻き分けて泳いでいる姿が海の生態系のトップに君臨するサメっぽくて良いですよね!(食べようと追いかけている訳では無いと思いますが…)

葛西臨海水族園では、アカシュモクが展示されている水槽が小さめなので写真が撮影しやすいのでオススメです! 

葛西臨海水族園では、えさやりの様子を見ることができます。

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ダイナミックな食べ方ではありませんが、シュモクザメの食事シーンは迫力があります!

葛西臨海水族園のえさやりの時間前になるとアカシュモクザメが水面でバシャバシャとえさを催促するような行動を見ることもできました!

 

今回は国内で見ることができるシュモクザメのうち、多くの水族館で展示されているアカシュモクザメについて紹介していきました。

イカツイ見た目ですが臆病な性格で、他のサメと違う変わった種類なので水族館で見た際にはじっくり観察してみてください!

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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