ニューギニアカブトガメはカブトガメの仲間で最も流通量が多い種類ですが、地域による差異があるため今後は亜種に分類化される可能性が高い種類です。
値段は安価で1万円以下で流通することがほとんど様です。
ニューギニアカブトガメについて!
ニューギニアカブトガメは甲長が30cm程度にまで成長するカメ目ヘビクビガメ科カブトガメ属のカメです。
ニューギニアカブトガメは大人の個体は地味な色をしていますが、子亀は甲羅の裏がピンク色で派手な色をしています。
写真のように首にはブツブツとした突起があります。
頭部に大きな鱗があり、これが兜を被っているように見えることからカブトガメと呼ばれています。
運動量は多く、陸上、水中でも活発に活動し、天日干しすることもあります。
食性は雑食ですが肉食性が強く、昆虫や水草等を捕食します。
和名 | ニューギニアカブトガメ |
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学名 | Elseya novaeguineae |
英名 | New Guinea Snapping Turtle |
目 | カメ目(Testudines) |
科 | ヘビクビガメ科(Chelidae) |
属 | カブトガメ属(Elseya) |
分布 |
ニューギニア |
生息環境 | 湖沼 |
ニューギニアカブトガメは名前の通りニューギニアの河川や湖沼、沼地に生息しています。
最近、Myuchelys属に分類されましたが、これが誤りだとみなされElseyaに分類しなおされました。
ニューギニアカブトガメはペットとして流通することがあります。
カブトガメの中では最も流通量が多い種類だと言われていますが、地域ごとの変異が大きく亜種の分割が進む可能性が高いです。
流通している個体はニューギニア島で捕獲された野生個体が多いようです。
ニューギニアカブトガメを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ニューギニアカブトガメを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所となっています。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ニューギニアカブトガメと足立区生物園
足立区生物園では生物観察室にてニューギニアカブトガメを展示しています。
ニューギニアカブトガメを展示している水槽は観察展示室に入ってすぐの水槽に展示されており、この水槽ではコイの仲間やアロワナが展示されています。
気性が荒い個体が多いと言われていますが、魚類には興味がないのか無関心で泳いでいました。
この水槽に展示されているコイの仲間は他の水族館等ではほとんど見られない種類なので是非観察してみてください。
ニューギニアカブトガメを展示している水族館の一覧
ニューギニアカブトガメを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所となっています。
足立区生物園 | 鳥羽水族館 |
ニューギニアカブトガメを展示している施設は少ないですが、JAZA加入の施設が飼育している唯一のカブトガメの仲間です。
展示されている地域は足立区生物園(東京都)、鳥羽水族館(三重県)となっています。
ここまで
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