フィリピンホカケトカゲはフィリピンの島々に分布しているホカケトカゲの仲間で、日本ではペットとして飼育される事があります。
フィリピンホカケトカゲについて!
フィリピンホカケトカゲは全長1m程度にまで成長する有隣目アガマ科ホカケトカゲ属のトカゲです。
アガマ科の中では最大種です。。
フィリピンホカケトカゲは褐色や緑褐色、緑色の体色をしており、体側にはまだら模様や迷彩模様が出る場合もあります。
尾にはクレストと呼ばれる鬣状の鱗が発達しており、オスの個体の方が発達します。
後肢には水かきがあり、泳ぎも得意です。
食性は雑食で昆虫、哺乳類、果実、花などを捕食しています。
和名 | フィリピンホカケトカゲ |
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学名 | Hydrosaurus pustulatus |
英名 | Philippine sailfin lizard |
目 | 有隣目(Squamata) |
科 | アガマ科(Agamidae) |
属 | ホカケトカゲ属(Hydrosaurus) |
分布 | フィリピン |
生息環境 | 森林 |
フィリピンホカケトカゲはフィリピンの島々に分布しています。
森林の水辺近くに生息しており、外敵に襲われた場合に水中に逃げ込む事もあります。
外敵に襲われた場合は、短距離ですが、立ち上がり水上を走る事ができます。
現地では開発による生息環境の破壊、食用やペット用に捕獲により生息数が減少しており、IUCNのレッドリストでは絶滅危惧IB類に指定されています。
日本にはペットとして輸入される事があります。
フィリピンホカケトカゲを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
フィリピンホカケトカゲを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
フィリピンホカケトカゲとサンシャイン水族館
サンシャイン水族館では水から陸へ~両生類の世界~エリアにてフィリピンホカケトカゲを展示しています。
サンシャイン水族館では複数の個体が展示されており、大きなクレストを持った個体も展示されています。
この近くではフィリピンホカケトカゲの他にガイアナカイマントカゲを展示しています。(トカゲの他にヤドクガエルやウーパールーパー、リクガメなども展示されています。)
フィリピンホカケトカゲを展示している施設の一覧
フィリピンホカケトカゲを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
サンシャイン水族館 | 福岡市動物園 |
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