トランスルーセントグラスキャットフィッシュは体が半透明なナマズの仲間で、観賞魚として人気の高い種類です。
単純に「グラスキャット」などと呼ばれる事が多いです。
目次
トランスルーセントグラスキャットフィッシュについて!
トランスルーセントグラスキャットフィッシュは体長15cm程度にまで成長するナマズ目ナマズ科Kryptopterus属の魚です。
トランスルーセントグラスキャットフィッシュは半透明の体をしており、頭部以外は体の中が透けて見えます。(状態の悪い個体は白く濁ります。)
「トランスルーセント」とは半透明を意味しています。
ナマズらしくない見た目をしていますが、細く長いヒゲを持っています。
大規模な群れを作るため、飼育する際も複数で飼育されます。
食性は肉食で魚類、甲殻類、水生昆虫などを捕食しています。
和名 | トランスルーセントグラスキャットフィッシュ |
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学名 | Kryptopterus bicirrhis |
英名 | Sockeye salmon |
目 | ナマズ目(Siluriformes) |
科 | ナマズ科(Siluridae) |
属 | Kryptopterus属(Kryptopterus) |
分布 | タイ、マレーシア |
生息環境 | 河川 |
トランスルーセントグラスキャットフィッシュはチャオプラヤ川、メコン川流域、スマトラ島、ボルネオ島、マレー半島などの東南アジアの一部に生息しています。
大きな河川の流れのある環境で見られます。
ユニークな見た目から観賞魚として人気の高い種類で、1匹数百円程度で流通しています。
基本的には温和な性格をしていますが、肉食で口に入るサイズのエビや魚は食べてしまいます。
トランスルーセントグラスキャットフィッシュを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
トランスルーセントグラスキャットフィッシュを展示しているJAZA加入の施設は13ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
トランスルーセントグラスキャットフィッシュとアクアパーク品川
アクアパーク品川ではアクアジャングルエリアにてトランスルーセントグラスキャットフィッシュを展示しています。
アクアパーク品川では上のように水草で綺麗にレイアウトされた水槽の中でトランスルーセントグラスキャットフィッシュを展示しており、水草の陰に隠れるように群れを作っていました。
この水槽ではトランスルーセントグラスキャットフィッシュの他にパールグラミー、レッドファントム、チェリーバルブ、レッドファントムテトラなどを展示しています。
トランスルーセントグラスキャットフィッシュとすみだ水族館
すみだ水族館では自然水景エリアにてトランスルーセントグラスキャットフィッシュを展示しています。
すみだ水族館では上の水槽でトランスルーセントグラスキャットフィッシュを展示しており、大きな流木の陰になる部分に群れで隠れています。
この水槽ではメラノタエニア・ハーバートアクセルロディ、レッドテールヘミオダス、レッドアイカラシンなどが展示されています。
自然水景エリアでは展示パネルがないため、何が展示されているのか確認するのも楽しいと思います。
トランスルーセントグラスキャットフィッシュを展示している施設の一覧
トランスルーセントグラスキャットフィッシュを展示しているJAZA加入の施設は13ヵ所です。
サンピアザ水族館 | 足立区生物園 | サンシャイン水族館 |
アクアパーク品川 | 上越水族博物館 | 寺泊水族博物館 |
富士水族館 | 鳥羽水族館 | 志摩マリンランド |
伊勢シーパラダイス | 須磨水族園 | 姫路水族館 |
のいち動物公園 |
ユニークな見た目から展示している施設が多いです。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。