ハチビキは最大70cm以上に成長する魚で、やや深場の環境に生息しています。
英名では「Japanese rubyfish 」と呼ばれていますが、アフリカ大陸の沿岸部等にも分布しています。
ハチビキについて!
ハチビキは体長70cm程度にまで成長するスズキ目ハチビキ科ハチビキ属の魚です。
ハチビキは鮮やかな赤色の体色をしており、成魚には体側に模様はありませんが、幼魚には数本の白色横帯があります。(上個体は10cm程度の小さな個体です。)
身の色も濃い赤色をしています。
食性は肉食で小型魚類や甲殻類を捕食しています。
和名 | ハチビキ |
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学名 | Erythrocles schlegelii |
英名 | Japanese rubyfish |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | ハチビキ科(Emmelichthyidae) |
属 | ハチビキ属(Erythrocles) |
分布 | インド洋~太平洋 |
生息環境 | 沖合 |
ハチビキは日本、朝鮮半島、ナタール、ケニア、オマーン湾に生息しており、国内では南日本で見られます。
沖合の水深100m以上のやや深場に生息しています。
釣りや巻き網で漁獲されており、流通量は少ないですが美味で食用として利用されています。
ハチビキを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ハチビキを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ハチビキと新江ノ島水族館
新江ノ島水族館では相模湾エリアにてハチビキを展示しています。(2020年11月時点)
新江ノ島水族館ではやや暗い水槽でハチビキを展示しており、体側に白色の横帯が薄く残っている個体を見ることができました。
この水槽ではハチビキの他にミナミハタンポ、シマウミスズメ、オキゴンベ、ハコフグ、シラコダイ、カゴカキダイ、キンギョハナダイ、サクラダイなどが展示されています。
ハチビキを展示している施設の一覧
ハチビキを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。
八景島シーパラダイス | 串本海中公園 | 大阪海遊館 |
須磨水族園 | 大分マリーンパレス | かごしま水族館 |
美ら海水族館 |
JAZA加入の施設ではありませんが、新江ノ島水族館にて展示されていました。(2020年11月時点)
ここまで
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