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水族館甲殻類図鑑-コツノキンセンモドキ(Mursia danigoi)

コツノキンセンモドキは1993年に登録された比較的最近登録された種類のカニです。

 

 

コツノキンセンモドキについて!

コツノキンセンモドキは甲羅幅が5cm程度になるカニ目カラッパ科キンセンモドキ属のカニです。

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コツノキンセンモドキの体色は赤系で、全体にゴツゴツとしたトゲがあります。

鋏脚、歩脚に毛が見られ、甲羅の横側には特に長い棘があります。

ハサミを使って巻貝を割って捕食するようです。

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他のカラッパと同じように砂を被って身を隠します。

 

和名 コツノキンセンモドキ
学名 Mursia danigoi
英名  
十脚目(Decapoda)
カラッパ科(Calappidae)
キンセンモドキ属(Mursia)
分布

西部太平洋~中部太平洋

生息環境 深海

コツノキンセンモドキは西部太平洋~中部太平洋に生息しています。

深場に生息しており底引き網で漁獲されることがあります。

コツノキンセンモドキは一般的には流通しませんが、食用にはなるようです。

コツノキンセンモドキを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

コツノキンセンモドキを展示しているJAZA加入の施設は6カ所となっています。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

コツノキンセンモドキと大洗水族館

大洗水族館ではアクアミュージアム近くの深海の生物を展示しているエリアでコツノキンセンモドキを展示しています。

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同じ水槽ではオオホモラ、テナガオオホモラ、オキナマコが展示されています。

この水槽では駿河湾の深海に生息している生物を集めて展示していたようです。

大洗水族館と言えばサメが有名ですが、施設の規模が大きいため深海の甲殻類の展示も充実していました。

コツノキンセンモドキを展示している水族館の一覧

コツノキンセンモドキを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所となります。

しながわ水族館 八景島シーパラダイス 三津シーパラダイス
鳥羽水族館 志摩マリンランド 海の中道水族館

国内ではやや幅広く見られるからか展示施設は意外と多いです。 

キンセンモドキ属では他にミツバキンセンモドキ、キンセンモドキ、オオキンセンモドキを展示している施設がありますが、コツノキンセンモドキが一番展示施設が多いです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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