オナガは人家の近くの環境でも見られる鳥で、水色の長い尾と黒色の頭部が特徴的な鳥です。
オナガについて!
オナガは全長35cm程度にまで成長するスズメ目カラス科オナガ属の鳥です。
オナガは頭部は黒色で背や腹部は白色で、翼の下部や尾羽は薄い水色をしています。
長い尾羽が和名の由来となっています。
「ギューイギュイ」、「グーゲー」といった警告音声を発しますが、求愛時には綺麗な声を発します。
食性は雑食で昆虫、果実、種子などを捕食しています。
和名 | オナガ |
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学名 | Cyanopica cyanus |
英名 | Azure-winged Magpie |
目 | スズメ目(Passeriformes) |
科 | カラス科(Corvidae) |
属 | オナガ属(Cyanopica) |
分布 |
ユーラシア大陸等 |
生息環境 | 森林 |
オナガは日本、朝鮮半島、中国東部、ロシア東部、イベリア半島などに分布しています。
分布している地域が飛び地状になっているのが本種の特徴で、遠く離れたイベリア半島にまで分布しています。
日本では本州全域と九州の一部に分布していましたが、現在では西日本では絶滅したと考えられています。(西日本から姿を消した詳しい理由は分かっていません。)
平地から低山地の森林や竹林に生息しており、市街地で見られる事もあります。
一定の範囲を縄張りとして、縄張り内を固定された群れで生活しています。
樹木の枝に皿状の巣を作り、1度に6~9個の卵を産卵し、メスが抱卵します。
群れで行動しており、外敵が現れた際は群れで防衛します。
オナガを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
オナガを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
オナガと井の頭自然文化園
井の頭自然文化園では野鳥の森エリアにてオナガを展示しています。
井の頭自然文化園では上のように森の一部を再現したような展示場内で多くの野鳥を展示しており、オナガは明るい色で良く目立ちます。
同じ展示場内ではオナガの他にニホンキジ、トラツグミ、カラスバト、メジロ、ホオジロ、ムクドリを展示しています。
オナガを展示している施設の一覧
オナガを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
狭山智光山動物園 | 井の頭自然文化園 |
ここまで
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