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動物図鑑-アゴヒゲアザラシ(Erignathus barbatus)

アゴヒゲアザラシはアザラシの中でも大型の種類で、名前の通り豊かな顎髭が特徴的な種類です。

2002年に多摩川に現れた通称「タマちゃん」はアゴヒゲアザラシですが、普通は流氷域で見られるくらいで、首都圏ではほとんど見られません。

 

 

アゴヒゲアザラシについて!

アゴヒゲアザラシは体長200~260cm程度にまで成長するネコ目アザラシ科アゴヒゲアザラシ属の動物です。

日本で見られるアザラシは5種いますが、本種が日本で見られるアザラシの中では最大種です。

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アゴヒゲアザラシは灰褐色の体色をしており、口元には和名の由来にもなっている白色の長いヒゲがあります。 

沿岸地域で多く見られ、水深50~200m程度の海底で餌を探して捕食しています。

 

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目の後ろには耳があり、水に潜っている間は閉じています。

生まれたばかりの個体は白色の体毛に覆われています。

 

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食性は肉食で魚類、イカ、貝類などを捕食しています。

アゴヒゲアザラシは声によってコミュニケーションをとっており、地域によって声の種類数に違いがある可能性がある事が指摘されています。

 

和名 アゴヒゲアザラシ
学名 Erignathus barbatus
英名 Bearded Seal
ネコ目(Carnivora)
アザラシ科(Phocidae)
アゴヒゲアザラシ属(Erignathus)
分布 北極圏を中心に分布
生息環境 沿岸部

アゴヒゲアザラシは北極圏と亜北極圏に分布しています。

日本では流氷域に子供が現れることがありますが、成獣が見られる事は稀です。

妊娠期間は約11ヵ月(着床遅延と呼ばれる方法で、受精後2ヵ月程度は着床しません。)で、普通は1度に1頭を出産します。

母親は18~24日間は子供の世話をし、授乳します。

この期間の間に1日あたり3kg以上成長し、離乳する頃には体重は100kg程度になっています。

外敵はホッキョクグマやシャチで、特にホッキョクグマはアザラシを主食としています。

野生の個体数は約50万頭程度だと考えられており、そのうち、アラスカ海域に半分ほどが生息しています。

アゴヒゲアザラシを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

アゴヒゲアザラシを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

アゴヒゲアザラシと小樽水族館

小樽水族館では海獣公園にてアゴヒゲアザラシを展示しています。

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小樽水族館では3頭のアゴヒゲアザラシを展示しており、立派な顎髭を持っているので他の種類とは簡単に見分ける事ができます。

上のようなプールの中で3頭が展示されており、1頭のオスと2頭のメスを見られます。

海獣公園ではアゴヒゲアザラシの他にワモンアザラシ、ゴマフアザラシ、ゼニガタアザラシ、トド、セイウチなどを展示しています。

アゴヒゲアザラシを展示している施設の一覧

アゴヒゲアザラシを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

小樽水族館 鴨川シーワールド 大分マリーンパレス

アザラシの中でも展示施設数が少ない種類です。

 

ここまで

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