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水族館魚図鑑-トンガリサカタザメ(Rhynchobatus djiddensis)

トンガリサカタザメはインド洋~太平洋に広く分布する種類だと思われていましたが、現在では4種類に分類されています。(本種は西部インド洋付近にのみ生息)

 

 

トンガリサカタザメについて!

トンガリサカタザメは3m以上に成長するガンギエイ目トンガリサカタザメ科トンガリサカタザメ属の魚です。

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トンガリサカタザメは茶色の体色に、鰭の縁に白色の斑点があります。

サカタザメ科サカタザメ属の魚と比べると体高があり、肉厚です。(背鰭もサカタザメ属と比べると体の前方の方についています。)

 

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少し遠いですが、裏側は上のようになっています。

食性は肉食で貝類や子魚、軟体動物、甲殻類等を捕食しています。 

 

和名 トンガリサカタザメ
学名 Rhynchobatus djiddensis
英名 Giant guitarfish
ガンギエイ目(Rajiformes)
トンガリサカタザメ科(Rhynchobatidae)
トンガリサカタザメ属(Rhynchobatus)
分布

西部インド洋

生息環境 砂底

トンガリサカタザメは紅海、西部インド洋~南アフリカ沿岸部に生息しています。 

水深2m~50mに生息しており、サンゴ礁や岩礁地帯の周りの砂底に生息しており、時折河口域でも見られます。

トンガリサカタザメはインド洋~太平洋にかけて幅広い海域で見ることができると思われていましたが、現在では4種類に分類されています。

日本で見られるのは学名:Rhynchobatus laevis? ただ、水族館では従来通り4種まとめて考えられているのかトンガリサカタザメ 学名:Rhynchobatus djiddensisで展示・紹介されているようです。

⇒どの種類もフカヒレとして利用するために乱獲されており、生息数が激減しています。

フカヒレなど食用として利用するために乱獲され、繁殖能力が低いためIUCNのレッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されています。

トンガリサカタザメを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

トンガリサカタザメを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載されています。

トンガリサカタザメとアクアパーク品川

アクアパーク品川ではワンダーチューブにてトンガリサカタザメを展示しています。

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ワンダーチューブ内には10種類以上のエイを展示しており、目玉はナンヨウマンタやノコギリエイですが、トンガリサカタザメも体が大きく存在感があります。

同じ水槽内にジャイアントシャベルノーズというサカタザメ科の大きなエイが展示されていますが、体の厚み、背鰭の位置と鰭に斑点があることで見分けることができます。

ワンダーチューブは大型のエイが頭上を泳ぐ幻想的な水槽で、エイが好きな方には都内で最もオススメできる水族館となっています。

トンガリサカタザメを展示している水族館の一覧

トンガリサカタザメを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

アクアパーク品川 大阪海遊館 かごしま水族館
美ら海水族館    

現状ではトンガリサカタザメ科の魚を全てトンガリサカタザメと呼んでいる感じがするので最新の分類から言うと正しいのかは分かりません。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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