レッドテール・イエローファントムテトラは観賞魚として安定して流通している種類ですが、分類がまだ行われておらず、学名は「Hyphessobrycon sp. 」となっています。
レッドテール・イエローファントムテトラについて!
レッドテール・イエローファントムテトラは体長4cm程度にまで成長するカラシン目カラシン科Hyphessobrycon属の魚です。
レッドテール・イエローファントムテトラは胸部付近に大きな暗色の斑紋があり、尾鰭が赤色になるのが特徴です。
背鰭や尻鰭、腹鰭が黄色になり、体の一部も黄色になります。
イエローファントムテトラに似ていますが、イエローファントムテトラは体の後半部から赤くなりますが、レッドテール・イエローファントムテトラは尾鰭と尾柄部のみが赤くなるので見分けることができます。(アクアリウムショップによっては区別されていない場合もあります。)
和名 | レッドテール・イエローファントムテトラ |
---|---|
学名 | Hyphessobrycon sp. |
英名 | Yellow Phantom Tetra |
目 | カラシン目(Characiformes) |
科 | カラシン科(Characidae) |
属 | Hyphessobrycon属(Hyphessobrycon) |
分布 |
南米 |
生息環境 | 河川 |
レッドテール・イエローファントムテトラは観賞魚として安価で安定して流通しています。
丈夫なため飼育は容易で、小型のカラシンの中では繁殖も容易な部類になるようです。
見た目の似ているイエローファントムテトラと混合されている場合もあり、「イエローファントムテトラ」、「ロゼウステトラ」という名称で流通することもあります。
レッドテール・イエローファントムテトラを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
レッドテール・イエローファントムテトラを展示している施設はJAZAには記載されていないため不明です。
すみだ水族館で展示されているのを確認しました。(2020年8月時点)
レッドテール・イエローファントムテトラと すみだ水族館
すみだ水族館では自然水景エリアにてレッドテール・イエローファントムテトラを展示しています。(2020年8月時点)
レッドテール・イエローファントムテトラは上のような水槽の中で展示されており、展示数は多くありませんでした。
すみだ水族館の自然水景では「ADA」というアクアリウムメーカーの協力によりレイアウトされた水槽が並んでいます。
このエリアではレイアウトが美しい水槽を見ることができ、珍しい魚も展示されています。(展示パネルがないため、何が展示されているのかは分からないようになっています。)
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。