ミナミインドハコスッポンは日本でペットとしても飼育される事もあるスッポンの仲間です。
ミナミインドハコスッポンについて!
ミナミインドハコスッポンは甲羅長40cm近くにまで成長するカメ目スッポン科ハコスッポン属のカメです。
ミナミインドハコスッポンは灰褐色や褐色の甲羅をしており、背甲はドーム状をしています。
腹甲に蝶番があり、頭部と前肢をひっこめた後に蓋をして守る事ができます。
食性は動物食の強い雑食で魚類や甲殻類、貝類、水草等を捕食しています。
和名 | ミナミインドハコスッポン |
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学名 | Lissemys punctata punctata |
英名 | Indian flap-shelled turtle |
目 | カメ目(Testudines) |
科 | スッポン科(Trionychidae) |
属 | ハコスッポン属(Lissemys) |
分布 | インド南部、スリランカ |
生息環境 | 河川、池沼、水田、湿地 |
ミナミインドハコスッポンはインド南部、スリランカに分布しています。
亜種にインド北部、ネパール、パキスタンなどに生息しているキタインドハコスッポンがいます。
流れの緩やかな河川や池沼、水田、湿地などに生息しています。
スッポン科の種類としては珍しく、陸上に出る事も多く、別の水場に移動することもあるようです。
日本でもペットとして飼育される事があります。(亜種のキタインドハコスッポンの方が流通量が多いようです。)
ミナミインドハコスッポンを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ミナミインドハコスッポンを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ミナミインドハコスッポンと登別ニクス
登別ニクスでは陸族館にてミナミインドハコスッポンを展示しています。
登別ニクスではやや小型の個体が展示されており、私が訪れた際は活発に泳いでいる姿を見ることができました。
陸族館ではミナミインドハコスッポンの他にマタマタ、ジーベンロックナガクビガメ、カミツキガメ、ワニガメなどのカメの仲間が展示されています。
ミナミインドハコスッポンを展示している施設の一覧
ミナミインドハコスッポンを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。
円山動物園 | 登別ニクス | 茶臼山動物園 |
ここまで
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