タタールスナボアはアフリカ大陸南部のサバンナや砂漠に分布しているボア科のヘビで、日本ではペットとして飼育される事もあります。
マダラスナボアやケニアサンドボアという名称で呼ばれる事もあります。
タタールスナボアについて!
タタールスナボアは体長60cm程度にまで成長する有隣目ボア科スナボア属のヘビです。
タタールスナボアは褐色や砂色の体色をしており、体側に黒色の不規則な斑紋があります。
細長い体型をしており、太く短い尾を持っています。
普段は地中に潜り、目と吻だけを砂上に出して通りかかった獲物を襲います。
食性は肉食で爬虫類、小型鳥類、小型哺乳類等を捕食しています。
和名 | タタールスナボア |
---|---|
学名 | Eryx colubrinus |
英名 | Egyptian sand boa |
目 | 有隣目(Squamata) |
科 | ボア科(Boidae) |
属 | スナボア属(Eryx) |
分布 | アフリカ大陸北部 |
生息環境 | サバンナ、砂漠 |
タタールスナボアはエジプト、エチオピア、ケニア、スーダン、ソマリア、タンザニアに分布しています。
以前は2亜種に分けられていましたが、近年では亜種はないとする説が有力です。
砂漠やサバンナに生息していおり、体のほとんど砂の中に隠して獲物を待ち伏せます。
日本ではペットとして飼育される事があり、品種改良種も流通しています。
タタールスナボアを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
タタールスナボアを展示しているJAZA加入の施設は円山動物園のみとなっています。
タタールスナボアと円山動物園
東山動物園ではは虫類・両生類館にてタタールスナボアを展示しています。
JAZA加入の施設のうち唯一タタールスナボアを展示している施設で、上のように綺麗な見た目をした個体が展示されています。
円山動物園ではヘビの展示は多くありませんが、カメやカエルなどの展示は非常に充実しており、繁殖にも力を入れている施設です。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。