動物園・水族館両生類図鑑-コモリガエル/ヒラタピパ(Pipa pipa)

コモリガエルは南米北部原産の背中で幼体を育てる事が名前の由来なっているカエルです。

「ヒラタピパ」、「ピパピパ」、「ヒラタコモリガエル」などの名称で呼ばれる事もあります。

 

 

コモリガエルについて!

コモリガエルは最大体長15cm程度にまで成長する無尾目ピパ科ピパ属のカエルです。

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コモリガエルは灰褐色や茶褐色の体色をしており、扁平した平べったい体型をしています。

全身にイボ状の突起があり、指先には星状の器官があります。

一生を水中で過ごし、後肢は幅広い水かきが発達しています。

 

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コモリガエルは上のようにバンザイのような恰好をしており、他のピパ科と同じように口内に舌がないため、獲物を捕食する際には口を開けて吸い込みながら前肢で掻き込むようにします。

食性は肉食で魚類や水生昆虫などを捕食しています。

平べったい体型を活かして待ち伏せを行い、目の前を通りかかった獲物に襲いかかります。

 

和名 コモリガエル
学名 Pipa pipa
英名 Surinam toad
無尾目(Anura)
ピパ科(Pipidae)
ピパ属(Pipa)
分布 南米北部の熱帯域
生息環境 河川

コモリガエルはエクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、ブラジル、フランス領ギアナ、ペルー、ボリビアなどの南米北部に分布しています。

流れが緩やかな河川に生息しています。 

繁殖方法は卵生で、メスが背中で子供の世話をすることで知られています。

産卵時期になるとメスの背中はスポンジのように柔らかくなり、産卵時にオスはメスが産卵した卵を腹部で受け止めて受精させ、メスの背中に埋め込みます。

その後、メスの背中の組織の中で育った幼体は、カエルは小さなカエルの姿になる頃にメスの背中から出てきます。(体から小さなカエルが出てくる画像は人によってグロ画像と言うほどショッキングです。調べる際は自己責任で…)

この繁殖方法が和名の由来になっています。

日本ではペットとして飼育される事があります。

コモリガエルを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

コモリガエルを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

コモリガエルと登別ニクス

登別ニクスでは陸族館にてコモリガエルを展示しています。(ヒラタピパの名称で展示されています。)

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登別ニクスでは水草でレイアウトされた水槽でコモリガエルを展示しており、飼育しているコモリガエルが産卵した事もあるようです。

陸族館では爬虫類の展示が多く、カエルの展示は少ないですが、コモリガエルの他にベルツノガエル、アフリカウシガエルを展示しています。

コモリガエルを展示している施設の一覧

コモリガエルを展示しているJAZA加入の施設は6ヵ所です。

登別ニクス 上野動物園 なかがわ水遊園
サンシャイン水族館 東山動物園 鳥羽水族館

ヒラタピパという名称で展示している施設も多いです。 

 

ここまで

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