ミズウミチョウザメは北米大陸のミシシッピ川流域、五大湖等に生息しており、ミズウミチョウザメという名前ですが河川でも見られます。
ミズウミチョウザメについて!
ミズウミチョウザメは体長2m程度にまで成長するチョウザメ目チョウザメ科チョウザメ属の魚です。
ミズウミチョウザメはややスリムな見た目をしており、体の下側は白色をしています。
体の側面の中央付近に硬鱗が列になって並んでいます。
吻にヒゲが4本あり、これを使って底部にいる獲物を探して下側に付いている口で吸いこむように捕食します。
食性は肉食で水生昆虫や甲殻類等を捕食しています。
和名 | ミズウミチョウザメ |
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学名 | Acipenser fulvescens |
英名 | Lake sturgeon |
目 | チョウザメ目(Acipenseriformes) |
科 | チョウザメ科(Acipenseridae) |
属 | チョウザメ属(Acipenser) |
分布 |
ミシシッピ川流域、セントローレンス川 五大湖、デトロイト川 |
生息環境 | 河川、湖 |
ミズウミチョウザメはミシシッピ川流域、セントローレンス川、デトロイト川、五大湖などの北米大陸の一部に生息しています。
大きな河川や湖に生息しており、水深5~10m程度の環境で多いです。
ミズウミチョウザメという名前ですが、湖だけではなく河川でも見られます。
身と卵が食用として利用される事から、乱獲により個体数が減少しました。
そのため、現在ではチョウザメを対象にした漁業を規制するなどして保護する活動が行われています。
ミズウミチョウザメを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ミズウミチョウザメを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ミズウミチョウザメと京急油壺マリンパーク
京急油壺マリンパークでは本館の入り口近くの水槽でミズウミチョウザメを展示しています。
京急油壺マリンパークでは上のようなシンプルな水槽で3種類のチョウザメが展示されており、その中でもミズウミチョウザメは小型の個体が展示されています。
この水槽ではミズウミチョウザメの他にシロチョウザメ、シベリアチョウザメ、アリゲーター・ガーを展示しています。
ミズウミチョウザメを展示している施設の一覧
ミズウミチョウザメを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
富士水族館 | 琵琶湖博物館 |
ここまで
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