キバラクモノスガメは黄色の腹甲と背甲に蜘蛛の巣ような模様がある事が名前の由来になっているリクガメの仲間です。
キバラクモノスガメについて!
キバラクモノスガメは甲羅長15cm程度にまで成長するカメ目リクガメ科クモノスガメ属のカメです。
キバラクモノスガメは黒色の背甲に黄色の不規則な放射状の模様があります。
この模様がクモの巣に見えることが名前の由来になっています。
腹甲に斑紋が無く、蝶番を持つ個体が多いです。(他亜種とは基本的にこの2ヵ所で見分ける事ができます。)
食性は草食で葉や草、果実などを捕食しています。
和名 | クモノスガメ |
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学名 | Pyxis arachnoides arachnoides |
英名 | Spider tortoise |
目 | カメ目(Testudines) |
科 | リクガメ科(Testudinidae) |
属 | クモノスガメ属(Pyxis) |
分布 |
マダガスカル島に3亜種 |
生息環境 | 草原、森林 |
キバラクモノスガメはマダガスカル島南西部固有種で、同じマダガスカル島内にキタクモノスガメ(Pyxis arachnoides brygooi)、ミナミクモノスガメ(Pyxis arachnoides oblonga)という亜種が分布しています。
海岸沿いの草原、森林などに生息しています。
ペットとして飼育されることがあり、ワシントン条約付属書Ⅰ類に掲載されたため、商業目的での国際取引は禁じられています。
キバラクモノスガメを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
キバラクモノスガメを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所となっています。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
キバラクモノスガメとサンシャイン水族館
サンシャイン水族館では2Fにてキバラクモノスガメを展示しています。
キバラクモノスガメはパンケーキガメと同じ水槽内で展示されており、複数の個体を見ることができます。
サンシャイン水族館ではカメの仲間の展示は少ないですが、インドホシガメやビルマホシガメ、ホウシャガメ、パンケーキガメ、ムツアシガメなどリクガメの仲間の展示は多いです。
キバラクモノスガメを展示している水族館の一覧
キバラクモノスガメを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所となっています。
埼玉こども動物公園 | 野毛山動物園 | サンシャイン水族館 |
須磨水族園 |
クモノスガメ(亜種不明)を展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所となっています。
円山動物園 | 羽村市動物公園 | 東山動物園 |
沖縄こどもの国 |
上記の4施設は亜種が不明のため、キバラクモノスガメ、キタクモノスガメ、ミナミクモノスガメのどれかだと思われます。
ここまで
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