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動物園・水族館爬虫類図鑑-ミシシッピアカミミガメ(Trachemys scripta elegans)

幼体はミドリガメという名称で販売されており、幼体からは想像できないほど大きく・気性が荒くなる事から遺棄された個体が日本でも大量に見られます。(池に行っても見られるカメのほとんどが本種です) 

日本以外にも多くの国で定着しており、IUCNの世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。

 

 

ミシシッピアカミミガメについて!

ミシシッピアカミミガメは甲羅長25cm程度にまで成長するカメ目ヌマガメ科アカミミガメ属のカメです。

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ミシシッピアカミミガメの背甲は緑がかった褐色で、黄色の筋が入っています。

頭部には黄色の筋と目の後ろに赤色の斑点があり、この赤色の斑点がアカミミガメの由来となっています。

腹甲は明るい色をしており、個体差の大きい不規則な暗色の斑紋があります。

食性は植物食傾向の強い雑食で甲殻類、貝類、昆虫、植物の葉、花、果実などを捕食しています。

 

和名 ミシシッピアカミミガメ
学名 Trachemys scripta elegans
英名 Common slider
カメ目(Testudines)
ヌマガメ科(Emydidae)
アカミミガメ属(Trachemys)
分布 アメリカ合衆国南部、メキシコ
生息環境 河川、池沼

ミシシッピアカミミガメはアメリカ合衆国の南部の州、メキシコの北東部に生息しています。

他にキバラガメ(Trachemys scripta scripta)、カンバーランドキミミガメ(Trachemys scripta troostii)という2亜種が存在しています。

日本では主に幼体がペット用として安価で大量に流通しています。(アルビノなどの品種改良種も流通しています。)

ミシシッピアカミミガメはIUCNの世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれており、日本の他に韓国、中国、スペイン、オランダ、イタリアなど世界20か国近くで定着しています。

自然分布しているアメリカやメキシコではペット用の乱獲や生息環境の開発により生息数が減少しており、アメリカでは多くの州が、メキシコでは国全体で野生個体の捕獲を規制しています。

日本では外敵がおらず、各地の池や河川に定着しています。

ミシシッピアカミミガメを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ミシシッピアカミミガメを展示しているJAZA加入の施設は39ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ミシシッピアカミミガメと鳥羽水族館

鳥羽水族館では奇跡の森エリアにてミシシッピアカミミガメを展示しています。

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鳥羽水族館ではミシシッピアカミミガメだけで展示されており、上から覗くような展示スタイルとなっています。

水の上に出て甲羅干ししている姿も見ることができました。(上から見るので甲羅の模様は観察しやすいです)

奇跡の森エリアでは多くのカメが展示されており、アルダブラゾウガメ、ケヅメリクガメ、ワニガメのような大型種からヒラリーカエルガメやジーベンロックナガクビガメなどの中型種まで展示されています。

ミシシッピアカミミガメを展示している施設の一覧

ミシシッピアカミミガメを展示しているJAZA加入の施設は39ヵ所です。

登別ニクス 千歳水族館 大森山動物園
八木山動物公園 加茂水族館 上野動物園
井の頭自然文化園 羽村市動物公園 千葉市動物公園
夢見ヶ崎動物公園 なかがわ水遊園 さいたま水族館
しながわ水族館 いしかわ動物園 小諸動物園
茶臼山動物園 新潟市水族館 富士水族館
碧南水族館 京都動物園 和歌山城公園
天王寺動物園 姫路動物園 淡路ファームパーク
琵琶湖博物館 鳥羽水族館 須磨水族園
しまね海洋館 桂浜水族館 おさかな館
到津の森公園 久留米鳥類センター 海の中道動物の森
長崎バイオパーク 熊本市動植物園 フェニックス動物園
ネオパークオキナワ ペンギン水族館 美ら海水族館

ミシシッピアカミミガメは日本各地に定着している事もあり展示している施設も多いです。

 

ここまで

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