カリフォルニアキングヘビはペットとして人気のあるヘビで、様々な品種改良種が流通しています。
大型種ではありませんが、体長に対して締め付ける力は非常に強い事で知られています。
カリフォルニアキングヘビについて!
カリフォルニアキングヘビは最大体長1.5mにまで成長する有隣目ナミヘビ科キングヘビ属のヘビです。
カリフォルニアキングヘビは通常、茶色の体色に白色や黒色の縞模様があります。
ペットとしての人気が高い種類で、様々な見た目をした品種改良種が数多く作出されています。
食性は肉食で小型哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類を捕食しています。
カリフォルニアキングヘビは毒を持っていませんが、獲物を捕らえて締め付ける事で窒息死させてから捕食します。(締め付けて殺してから捕食するヘビは多くいますが、キングヘビは同サイズの中では最も締め付ける力が強いと言われています。)
カリフォルニアキングヘビのキングとは分布域の被るガラガラヘビも食べる事が由来となっています。(ガラガラヘビの毒への耐性を持っていますが、完全に無効にできるほどではないようです。)
和名 | カリフォルニアキングヘビ |
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学名 | Lampropeltis getula californiae |
英名 | California kingsnake |
目 | 有隣目(Squamata) |
科 | ナミヘビ科(Colubridae) |
属 | キングヘビ属(Lampropeltis) |
分布 | アメリカ南部、メキシコ北部 |
生息環境 | 砂漠、森林、草原 |
カリフォルニアキングヘビはアメリカのオレゴン州、ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州、コロラド州南西部、ニューメキシコ州とメキシコの北西部に分布しています。
亜種にフロリダキングヘビ、トウブキングヘビ、メキシカンクロキングヘビなどがいます。(アメリカ合衆国~メキシコにかけて分布しています。)
砂漠や森林、草原など幅広い環境に生息しています。
日本ではペットとして飼育される事があり、多くの品種改良種も流通しています。
カリフォルニアキングヘビを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
カリフォルニアキングヘビを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
カリフォルニアキングヘビと東山動物園
東山動物園では自然動物館にてカリフォルニアキングヘビを展示しています。
東山動物園では上のように砂と岩でレイアウトされた水槽でカリフォルニアキングヘビを展示しています。
艶のある赤褐色の体色をしており、背面に淡色のラインが入ったコースタルストライプと呼ばれるタイプの模様をした個体が展示されていました。
カリフォルニアキングヘビを展示している施設の一覧
カリフォルニアキングヘビを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。
かみね動物園 | 上野動物園 | 足立区生物園 |
茶臼山動物園 | 日本平動物園 | 東山動物園 |
京都動物園 | 天王寺動物園 | 安佐動物公園 |
九十九島動植物園 | 長崎バイオパーク | 沖縄こどもの国 |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。