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動物園・水族館爬虫類図鑑-エボシカメレオン(Chamaeleo calyptratus)

エボシカメレオンはオスの頭部が烏帽子をかぶったように上に伸長する事が名前の由来になっているカメレオンの仲間です。

カメレオンの中でもペットとして人気の高い種類で、流通量は多い種類です。

 

 

エボシカメレオンについて!

エボシカメレオンは全長65cmにまで成長する有隣目カメレオン科カメレオン属のトカゲです。

メスはオスよりも小さく、35cm程度にまでしか成長しません。

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エボシカメレオンは体色・模様は環境などにより変化し、基本的には緑色の体色をしており、淡色や黄色、褐色、橙色などの模様が入ります。

成体は頭部が上方に伸長しており、これが和名や種小名、英名の由来になっています。(種小名は「calyptratus」帽子をかぶったの意味です。)

背にはクレストと呼ばれる鬣状の鱗が並びます。

 

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外敵に襲われると体色を変化させ、激しい呼吸音を出して威嚇します。

成熟したオスは上のように黄色の横縞模様が表れるため、メスの個体と外見で判別する事ができます。

食性は動物食傾向の強い雑食で昆虫、節足動物、葉、果実を捕食しています。

カメレオンとしては珍しく植物を食べるカメレオンで、これは生息地は降雨量が少ないため、環境に適応して植物から水分を補給するようになったと考えらえています。

 

和名 エボシカメレオン
学名 Chamaeleo calyptratus
英名 Veiled chameleon
有隣目(Squamata)
カメレオン科(Chamaeleonidae)
カメレオン属(Chamaeleo)
分布 イエメン、サウジアラビア
生息環境 高地の森林

エボシカメレオンはイエメンとサウジアラビアに分布しています。

高地の湿度が高い森林に生息しています。

日本ではペットとして飼育される事があり、主に飼育下繁殖個体が流通します。

日本で最も多く流通しているカメレオンの1種で、カメレオンの中では飼育難易度が低い事から初心者向けとされることもあります。

樹上性なため、高さのあるケージで飼育するのが良いとされています。

エボシカメレオンを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

エボシカメレオンを展示しているJAZA加入の施設は13ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

エボシカメレオンと千歳水族館

千歳水族館では世界の淡水魚ゾーンにてエボシカメレオンを展示しています。

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千歳水族館では世界の淡水魚ゾーンの小型熱帯魚を展示している水槽の上部にミニジャングルのようなものがレイアウトされており、そこにエボシカメレオンを展示しています。

ガラス越しではなく、直接観察できる珍しい展示方法となっています。

カメレオンがいる下の方では水草でレイアウトされた水槽の中でディスカスや小型のテトラが10種類程度展示されています。

エボシカメレオンと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてエボシカメレオンを展示しています。

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東山動物園では上のように大きな展示場でエボシカメレオンを展示しており、私が見た際には1匹しか見つけられませんでしたが、複数匹展示されているのかもしれません。

隣ではパンサーカメレオンが展示されており、見た目の違いを観察する事ができます。

エボシカメレオンと鳥羽水族館

鳥羽水族館では奇跡の森エリアにてエボシカメレオンを展示しています。

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鳥羽水族館では野外に設置されている縦長のケースでエボシカメレオンを展示しています。

このケース内で複数の個体が展示されているのを確認しました。(野外にあるので、反射等でやや観察しにくいです)

エボシカメレオンを展示している施設の一覧

エボシカメレオンを展示しているJAZA加入の施設は13ヵ所です。

千歳水族館 かみね動物園 富山ファミリーパーク
いしかわ動物園 日本平動物園 東山動物園
姫路セントラルパーク 鳥羽水族館 NIFREL
須磨水族園 のいち動物公園 しまね海洋館
沖縄こどもの国    

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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