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水族館軟体動物図鑑-コブシメ(Sepia latimanus)

コブシメはコウイカの中でも最大種の1種で、国内では主に琉球列島のサンゴ礁で見られます。

高級食材として利用されており、高値で取引されています。

 

 

コブシメについて!

コブシメは外套長50㎝以上に成長するコウイカ目コウイカ科コウイカ属のイカです。

コウイカの中でも大型に成長する種類で、オーストラリアコウイカと並びコウイカ科の最大種の一つとされています。

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コブシメは体色を環境により変化させることができい、胴体の背面には白色の不規則な斑点や筋があります。

8本の短い口腕と2本の長い触腕を持っています。

 

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コブシメのオス同士は激しく縄張り争いをする事で知られており、体色を大きく変える事ができます。

食性は肉食で魚類や甲殻類を捕食しています。

 

和名 コブシメ
学名 Sepia latimanus
英名 Giant cuttlefish
コウイカ目(Sepiida)
コウイカ科(Sepiidae)
コウイカ属(Sepia)
分布 インド洋~太平洋西部
生息環境 サンゴ礁

コブシメはインド洋~太平洋西部の水深の浅いサンゴ礁に生息しており、国内では九州南部~琉球列島で見られます。

1~5月に産卵を行い、産卵から40日程度で孵化します。

コブシメは定置網などで漁獲されており、沖縄で漁獲量が多いです。

味が良い事から高値で取引されており、アオリイカと同じような調理法で利用されています。

コブシメを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

コブシメを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

コブシメと鳥羽水族館

鳥羽水族館ではコーラルリーフ・ダイビングエリアにてコブシメを展示しています。

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鳥羽水族館ではサンゴ礁レイアウトの水槽でコブシメを展示しており、ガラス面近くで漂うように泳ぐコブシメを見ることができました。

この水槽ではコブシメの他にシマキンチャクフグ、アラレキンチャクフグ、コクテンサザナミハギ、クログチニザ、ミゾレチョウチョウウオなどが展示されています。

コブシメを展示している施設の一覧

コブシメを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

鳥羽水族館 美ら海水族館  

 

ここまで

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