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軟体動物図鑑-オオベソオウムガイ(Nautilus macromphalus)

オオベソオウムガイはニューカレドニア島周辺にのみ生息しているオウムガイの仲間です。

模様が明るい茶色をしており、殻の中央に臍孔が開いているのが特徴です。

 

 

オオベソオウムガイについて!

オオベソオウムガイは殻の大きさが最大で16cm程度にまで成長するオウムガイ目オウムガイ科Nautilus属のオウムガイです。

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オオベソオウムガイは白色の殻に明るい茶色の放射状の模様があります。

オオベソオウムガイの触手の数は性別によって異なり、オスは約66本、メスは約90本もあります。

殻の中央部には臍孔が大きく開いています。

 

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上の個体は小さなオオベソオウムガイで、放射状の模様の部分はキャラメルのような色をしています。

食性は肉食で魚の死骸や甲殻類の脱皮殻などを主食としているようです。

 

和名 オオベソオウムガイ
学名 Nautilus macromphalus
英名 Bellybutton nautilus
オウムガイ目(Nautilida)
オウムガイ科(Nautilidae)
Nautilus属(Nautilus)
分布

ニューカレドニア、オーストラリア北東部

生息環境 深場、表層 

オオベソオウムガイはニューカレドニア島やオーストラリア北東部周辺に生息しています。

他のオウムガイと同じように普段は水深数百mに生息していますが、夜になると採餌のために表層部でも見ることができます。

和名の由来は臍孔が大きく開いている事でしょうか。

オオベソオウムガイを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

オオベソオウムガイを展示しているJAZA加入の施設は記載されていませんが、世界中でもニューカレドニア島のグラーン水族館と鳥羽水族館でのみ展示されているようです。(鳥羽水族館の個体も姉妹提携しているグラーン水族館からやってきているようです。)

オオベソオウムガイと鳥羽水族館

鳥羽水族館では古代の海エリアにてオオベソオウムガイを展示しています。

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隣の水槽ではパラオオオムガイも展示されていますが、オオベソオウムガイは臍孔が大きく開いており、色が濃ゆい事から見分けることができます。

 

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タイミングが良いと上のように卵や孵化した小さな個体も見ることができます。

このエリアではオオベソオウムガイの他に、ポリプテルスやガー、アメリカカブトガニ、サメの仲間、チョウザメの仲間など古来から姿を変えずに生き残ってきた生き物が展示されています。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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