リクノリーザ・ルサーナは南米大陸の大西洋側(熱帯域)で見られる根口クラゲの仲間です。
国内では新江ノ島水族館と加茂水族館で展示されています。
リクノリーザ・ルサーナについて!
リクノリーザ・ルサーナは傘の直径が5cm程度にまで成長する根口クラゲの仲間です。(標本では傘の直径が45cmという個体もいたようです。)
リクノリーザ・ルサーナはモコモコした口腕を持っており、口腕の周辺には多くの付属器を持っています。
成長した個体は上のように、傘の色が薄い赤色になります。
1番上の個体と比べると小さな個体で、 傘の色は薄い白色です。
和名 | リクノリーザ・ルサーナ |
---|---|
学名 | Lychnorhiza lucerna |
英名 | |
目 | 根口クラゲ目(Rhizostomeae) |
科 | リクノリーザ科(Lychnorhizidae) |
属 | リクノリーザ属(Lychnorhiza) |
分布 | 南米大陸の大西洋側 |
生息環境 | 沿岸、河口 |
リクノリーザ・ルサーナは南米大陸の大西洋沿岸部に生息しています。(ギアナ~ブエノスアイレス付近まで)
口腕部分に甲殻類の幼生が共生することがあります。
リクノリーザ・ルサーナを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
リクノリーザ・ルサーナを展示しているJAZA加入の施設は加茂水族館のみとなっています。
JAZA加入の施設ではありませんが、新江ノ島水族館でも展示されていました。(2020年11月時点)
リクノリーザ・ルサーナと新江ノ島水族館
新江ノ島水族館ではクラゲファンタジーホールにてリクノリーザ・ルサーナを展示しています。
新江ノ島水族館では加茂水族館から譲渡されたポリプを飼育・繁殖させたものが展示されています。
上のように大きく成長した個体と傘に色がついていない小さな個体も展示(クラゲサイエンスにて展示)されていました。
国内でもクラゲの展示種類が多い両施設ですが、お互いにクラゲのポリプを贈りあったりと交流があるようです。(新江ノ島水族館からはブルーファイヤージェリーが贈られたようです。)
新江ノ島水族館は40種類以上のクラゲを展示している水族館で、関東圏でもクラゲの展示が充実している水族館です。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。