水族館魚図鑑-パシフィックシーネットル(Chrysaora fuscescens)

パシフィックシーネットルは世界最大級のクラゲの1種とされており、新江ノ島水族館では傘の直径が50cm、長さが2m以上にまで成長した記録もあるようです。

今回紹介するのはパシフィック(太平洋)シーネットルですが、アトランティック(大西洋)シーネットルもおり、こちらも大型になります。

別名としてアメリカヤナギクラゲと呼ばれることもあります。

 

 

パシフィックシーネットルについて!

パシフィックシーネットルは最大で傘の直径が1m以上、4m以上になることがある大型のクラゲです。(多くの個体は傘の直径が50cm未満のようです)

世界最大のクラゲの1種とされています。

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傘の色は赤っぽくなっており、白色の貝ひものような口腕と24本の触手を持ちます。

触手よりも口腕の方が長くなります。

 

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全体を撮影すると、上の写真のように長い口腕を持ちます。

食性は肉食で動物プランクトンから小魚、甲殻類まで様々なものを捕食します。

パシフィックシーネットルは漂流しながら通りがかった獲物に触手を伸ばして麻痺させてから食べます。

しかし、大型の肉食魚や海鳥からは捕食されているようです。

 

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傘を拡大して撮影してみるとこんな感じになります。(拡大してみるとちょっとグロデスクですね)

赤色と茶褐色を混ぜたような色で口腕の白色との対比が美しいです。

傘の縁から触手が生えており、本数は24本にもなります。

 

和名 パシフィックシーネットル
学名 Chrysaora fuscescens
英名 Pacific sea nettle
旗口クラゲ目(Semaeostomeae)
オキクラゲ科(Pelagiidae)
ヤナギクラゲ属(Chrysaora)
分布

北アメリカ海岸

生息環境  

パシフィックシーネットルは北アメリカの沿岸部に多く見られます。

ヤナギクラゲ属で日本近海で見られる種類としてはアカクラゲがおり、どちらも強い毒を持ちます。

パシフィックシーネットルは大型のクラゲの中でも飼育が易しく色も綺麗なので水族館で展示されることも多いクラゲです。

条件が整えば水槽内で繁殖させることもできるようです。

パシフィックシーネットルを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

パシフィックシーネットルを展示しているJAZA加入の施設は5ヶ所となっています。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

 

パシフィックシーネットルと すみだ水族館

すみだ水族館ではクラゲエリアでパシフィックシーネットルを展示しています。

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大きな水槽の中で多くのパシフィックシーネットルを展示しているので、ゆっくり観察することができます。

タイミングが合えばペンギン水槽の隣のベースラボで すみだ水族館で誕生した赤ちゃんのパシフィックシーネットネルを見ることができるかもしれません。

すみだ水族館では同じヤナギクラゲ属のブラックシーネットルも展示しています。

パシフィックシーネットルを展示している水族館の一覧

パシフィックシーネットルを展示しているJAZA加入の施設は5ヶ所となっています。

加茂水族館 鴨川シーワールド すみだ水族館
のとじま水族館 かごしま水族館  

海外の水族館では大型になり、派手な色をしているため水族館の展示物として人気の高いクラゲですが、国内で展示している施設は多くはありません。

アメリカヤナギクラゲという名前で展示されていることもあるようです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。