ブラックロックフィッシュは北米大陸の西岸の一部で見られるメバルの仲間で、名前の通り黒色の地味な見た目をしています。
国内では東京都の葛西臨海水族園でのみ展示されています。
ブラックロックフィッシュについて!
ブラックロックフィッシュは体長60cm以上に成長するスズキ目メバル科メバル属の魚です。
ブラックロックフィッシュは名前の通り黒色の体色をしており、スリムな体型をしています。
大きくなるほど体側にまだら模様が増えていきます。(上のようにまだら模様がない個体もいます。)
食性は肉食で魚類や甲殻類等を捕食しています。
和名 | ブラックロックフィッシュ |
---|---|
学名 | Sebastes melanops |
英名 | black rockfish |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | メバル科(Sebastidae) |
属 | メバル属(Sebastes) |
分布 |
東部太平洋 |
生息環境 | 岩礁 |
ブラックロックフィッシュはアラスカ~バハカリフォルニア等の東部太平洋に生息しています。
やや水深の深いサンゴ礁や岩礁で見らえ、200m~300mの水深で多く見られます。
繁殖が可能になるのに6年以上かかると言われており、他のメバルの仲間と同じように卵胎生で稚魚を出産します。
食用として利用される他、釣りの対象魚となっています。
ブラックロックフィッシュを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ブラックロックフィッシュを展示しているJAZA加入の施設は葛西臨海水族園のみとなっています。
ブラックロックフィッシュと葛西臨海水族園
葛西臨海水族園では海藻の林水槽にてブラックロックフィッシュを展示しています。
この水槽では北米大陸の西岸のジャイアントケルプの近くで見られる根魚を中心に展示しています。
ブラックロックフィッシュの他にケルプグリーンリング、ブルーロックフィッシュ、バーミリオンロックフィッシュ、カリフォルニアシープヘッドなどが展示されています。
この水槽で展示されている魚の多くはここでしか見られません。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。