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水族館魚図鑑-トゴットメバル(Sebastes joyneri)

トゴットメバルはウスメバルにも似ているメバルの仲間で、メバルに比べるとやや深場で見られます。

深場に多いためか、「オキメバル」という名称で流通することもあります。 

 

 

トゴットメバルについて!

トゴットメバルは体長20cm程度にまで成長するスズキ目メバル科メバル属の魚です。

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トゴットメバルは薄い紅色の体色をしており、背側には暗色の丸型の模様が連続しています。

メバルに比べるとやや小型の種類で、メバルの方が美味しいようです。

 

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ウスメバルに似ていますが、ウスメバルが背側の模様が不規則になるのに対して、トゴットメバルは丸形の模様になります。

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上の写真はウスメバルです。

トゴットメバルは側線有孔鱗数が47~53、ウスメバルが52~56です。

食性は肉食で甲殻類や多毛類などを捕食しています。

 

和名 トゴットメバル
学名 Sebastes joyneri
英名 Saddled brown rockfish
スズキ目(Perciformes)
メバル科(Sebastidae)
メバル属(Sebastes)
分布

西部太平洋

生息環境 岩礁

トゴットメバルは本州〜九州や朝鮮半島に生息しています。

メバルよりもやや深い水深に生息しています。

カサゴやハタのように底部でじっとしてそうな見た目をしていますが、メバルのように漂うように泳いでいることが多いです。

卵胎生で、春に子供を出産します。

釣りや定置網で漁獲され、食用として利用されており、煮付けなどで食べられます。

トゴットメバルを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年12月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

トゴットメバルを展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

トゴットメバルと新江ノ島水族館

新江ノ島水族館では太平洋エリアにてトゴットメバルを展示しています。

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新江ノ島水族館では上のような水槽でトゴットメバルを展示しており、オオカミウオやムロランギンポ、シマゾイ、ゴマソイ、ババカレイなど冷たい環境で見られる魚が展示されています。

この水槽では関東の水族館ではあまり見られない珍しい魚も展示されているため、訪れた際は是非観察してみてください。 

トゴットメバルと鳥羽水族館

鳥羽水族館では伊勢志摩の海・日本の海エリアにてトゴットメバルを展示しています。

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鳥羽水族館では上のようなやや暗い水槽の中でトゴットメバルを展示しており、やや水深の深い場所で見られる魚が展示されています。

この水槽ではトゴットメバルの他にコクチフサカサゴ、シラコダイ、ゲンロクダイ、イットウダイ、マツカサウオなど少し変わった魚が展示されています。

トゴットメバルを展示している施設の一覧

トゴットメバルを展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。

鴨川シーワールド 八景島シーパラダイス 新潟市水族館
三津シーパラダイス 東海大海洋博物館 鳥羽水族館
しまね海洋館 桂浜水族館  

トゴットメバルを展示している施設は関東〜東海地方に多いです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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