ソラスズメダイは地域や個体による体色の差が大きなスズメダイの仲間で、観賞魚として飼育されることもあります。
ソラスズメダイについて!
ソラスズメダイは体長8cm程度にまで成長するスズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属の魚です。
ソラスズメダイは青色や褐色の体色で、尾鰭は黄色や暗色をしています。(色彩や範囲は個体差が大きいです。)
シリキルリスズメダイにも似ていますが、シリキルリスズメダイと比較すると尾鰭の黄色は色が薄いです。
食性は雑食で藻類や動物プランクトンを捕食しています。
和名 | ソラスズメダイ |
---|---|
学名 | Pomacentrus coelestis |
英名 | Neon damselfish |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | スズメダイ科(Pomacentridae) |
属 | ソラスズメダイ属(Pomacentrus) |
分布 | 太平洋西部 |
生息環境 | 岩礁、サンゴ礁 |
ソラスズメダイは千葉県以南の太平洋沿岸、新潟県以南の日本海側、琉球列島、朝鮮半島など太平洋西部に生息しています。
岩礁やサンゴ礁で群れを作って生活しています。
5~9月が産卵期で、岩の下や隙間にメスが卵を産卵し、オスが卵を孵化するまで保護します。
観賞魚として飼育される事がありますが、流通するのは青色の体色に尾鰭が黄色の個体がほとんどです。
ソラスズメダイを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ソラスズメダイを展示しているJAZA加入の施設は23ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ソラスズメダイと京急油壺マリンパーク
京急油壺マリンパークでは魚の国内にてソラスズメダイを展示しています。(2020年9月時点)
京急油壺マリンパークの魚の国の中に入って最初の水槽でソラスズメダイを展示しており、他にも藻場や岩場で見られる魚が展示されています。
この水槽ではソラスズメダイの他にメジナ、ギンユゴイ、キヌバリ、オヤビッチャ、アミメハギなどが展示されています。
ソラスズメダイの展示個体数は少なく、ギンユゴイが多く展示されていました。
ソラスズメダイを展示している施設の一覧
ソラスズメダイを展示しているJAZA加入の施設は23ヵ所です。
福島海洋科学館 | 鴨川シーワールド | サンシャイン水族館 |
しながわ水族館 | アクアパーク品川 | 八景島シーパラダイス |
新潟市水族館 | 上越水族博物館 | 東海大海洋博物館 |
越前松島水族館 | 南知多ビーチランド | 名古屋港水族館 |
宮津水族館 | 鳥羽水族館 | 志摩マリンランド |
串本海中公園 | 城崎マリンワールド | しまね海洋館 |
玉野海洋博物館 | 足摺海洋館 | 海の中道水族館 |
ペンギン水族館 | かごしま水族館 |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。