ショウワギスはエメラルドノトセンと呼ばれる事もある魚で、キスの仲間ではありません。
地域によって食性が異なると考えられています。
ショウワギスについて!
ショウワギスは体長20cm程度にまで成長するスズキ目ノトテニア科Trematomus属の魚です。
ショウワギスは茶褐色の体色をしており、体側に暗色の斑点が複数列並んでいます。
英名では「emerald rockcod 」となっており、エメラルド色をした目が名前の由来となっているようです。
食性は雑食でオキアミ・アミ類、藻類、多毛類などを捕食しています。(地域によって食性が異なる可能性があるようです。)
和名 | ショウワギス |
---|---|
学名 | Trematomus bernacchii |
英名 | emerald rockcod |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | ノトテニア科(Perciformes) |
属 | Trematomus属(Trematomus) |
分布 | 南極海 |
生息環境 | 浅瀬~深場 |
ショウワギスは南極海に生息しており、水深200m以浅で多く見られ、水深700mからの記録があります。
冷たい海域に適応するために血液中に糖たんぱく質を蓄えています。(不凍たんぱく質)
産卵は8~1月、特に12~1月に行われ、1回の産卵で1,00~3,000個の卵を藻類に産卵します。
食用としても利用されることがあるようです。
ショウワギスを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ショウワギスを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
ショウワギスと名古屋港水族館
名古屋港水族館では南極の海エリアにてショウワギスを展示しています。
名古屋港水族館では小さな水槽でショウワギスを単独で展示しており、動かずにじっとしていました。
近くの水槽ではナンキョクオキアミ、イエローベリーロックコッド、キバゴチを展示しています。
名古屋港水族館では南極に関する資料も展示されており、南極で見られる珍しい生き物も展示されています。
ショウワギスを展示している施設の一覧
ショウワギスを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。
葛西臨海水族園 | 名古屋港水族館 |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。