ゴマフキンチャクフグは黒色の体色に頭部に蜘蛛の巣のような模様があるキタマクラの仲間で、八景島シーパラダイスで展示されていました。(2020年11月時点)
ゴマフキンチャクフグについて!
ゴマフキンチャクフグは体長15cm程度にまで成長するフグ目フグ科キタマクラ属の魚です。
ゴマフキンチャクフグは黒色の体色をしており、体側には小さな白色の斑点、頭部には複雑な線模様があります。
この頭部の模様が英名の「Spider-eye puffer」の由来になっています。
シボリキンチャクフグに似ていますが、シボリキンチャクフグは尾鰭に斑点がないことで見分けることができます。(斑点の大きさも異なります。)
食性は雑食で藻類や甲殻類等を捕食しています。
和名 | ゴマフキンチャクフグ |
---|---|
学名 | Canthigaster amboinensis |
英名 | Spider-eye puffer |
目 | フグ目(Tetraodontiformes) |
科 | フグ科(Tetraodontidae) |
属 | キタマクラ属(Canthigaster) |
分布 |
インド洋~太平洋 |
生息環境 | 岩礁、サンゴ礁 |
ゴマフキンチャクフグはインド洋~太平洋に生息しており、国内では奄美大島以南で見られます。
水深20m以浅のサンゴ礁や岩礁で見られます。
毒性は不明ですが食用としては利用されておらず、極稀に観賞魚として流通します。
ゴマフキンチャクフグを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ゴマフキンチャクフグを展示しているJAZA加入の施設は記載がありません。
八景島シーパラダイスで展示されているのを確認しました。(2020年11月時点)
ゴマフキンチャクフグと八景島シーパラダイス
八景島シーパラダイスではアクアリウムの入り口付近の水槽でゴマフキンチャクフグを展示しています。
この水槽は入り口から入ってすぐの場所にあり、サンゴ礁に生息しているカラフルな魚達を多く展示している水槽です。
外国でしか見られないようなマイナーな種類も多く展示しており、小型種のみの展示ですが非常にオススメの水槽です。
ゴマフキンチャクフグの他にインディアンナイフフィッシュ、オビテンスモドキ、スジイシモチ、オレンジテールデビル、トカラベラ、ノドグロベラなどが展示されており、同じ場所に設置されている3つの水槽で30種類以上を見ることができます。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。