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水族館魚図鑑-ヒゲツノザメ(Cirrhigaleus barbifer)

ヒゲツノザメは見分けるのが難しい種類が多いツノザメの中でも見分けやすい見た目をしている種類で、口元の2本の白色のヒゲが特徴です。

珍しい種類で、詳しい生態は分かっていません。

 

 

ヒゲツノザメについて!

ヒゲツノザメは体長100cm以上に成長するツノザメ目ツノザメ科ヒゲツノザメ属の魚です。

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ヒゲツノザメは茶褐色の体色に暗色の斑点が背側を中心に点在している個体もいます。

吻の先端近くには名前の由来にもなっている特徴的なヒゲが1対あります。

 

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他のツノザメ目の魚と同じように第1背鰭と第2背鰭の基部に白色の棘がそれぞれ1本ずつあります。(1枚目の個体は第1背鰭基部の棘が折れているので根本から先がありません…)

これがツノザメの名前の由来になっています。

上の個体は1枚の個体のような黒色の斑点がほとんどありません。

 

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正面から見ると上の写真のようになっており、白色のヒゲが可愛らしいです。

食性は底部に生息する魚類や軟体動物を捕食していると考えられています。

 

和名 ヒゲツノザメ
学名 Cirrhigaleus barbifer
英名 Mandarin dogfish
ツノザメ目(Squaliformes)
ツノザメ科(Squalidae)
ヒゲツノザメ属(Cirrhigaleus)
分布

西部太平洋

生息環境 深海

ヒゲツノザメは本州南東部や台湾、インドネシアなど西部太平洋の一部に生息しています。 (ニュージーランドやオーストラリア付近で見つかっている個体も同種として扱われていましたが、現在は別種(Cirrhigaleus australis)とされていますが、本種もオーストラリア沖で見つかった記録があります。)

水深150m~650m付近で見られ、数が少ないためあまり生態が分かっていない種類です。

一度に10匹程度の子供を出産します。

ヒゲツノザメを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ヒゲツノザメを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ヒゲツノザメと鳥羽水族館

鳥羽水族館では伊勢志摩の海・日本の海エリアでヒゲツノザメを展示しています。(2020年10月時点)

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上の個体は約30年間も鳥羽水族館で飼育されている長寿個体のようです。

水槽の照明はヒゲツノザメを展示している水槽にしては結構明るいのですが、ストレスにはなっていないのでしょうか?

この水槽ではヒゲツノザメの他にサギフエ、ユメカサゴ、エゾメバル、イズハナトラザメ、イズカサゴ、オオホモラ、タカアシガニなどが展示されています。

ヒゲツノザメと志摩マリンランド

志摩マリンランドではサンゴ礁の魚エリアにてヒゲツノザメを展示しています。(2020年10月時点)

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志摩マリンランドでも鳥羽水族館と同じように明るめの水槽でヒゲツノザメを展示しています。(もちろん、カメラの補正が入っているので、実際は写真よりも暗いです。)

志摩マリンランドで展示されている個体の方が鳥羽水族館の個体よりは小さく、黒色の斑点が無く、棘は2本揃っていました。

この水槽ではヒゲツノザメの他にハナカケトラザメ、ツボダイ、オオクチイシナギが展示されています。

ヒゲツノザメを展示している施設の一覧

ヒゲツノザメを展示しているJAZA加入の施設は4ヵ所です。

鴨川シーワールド 鳥羽水族館 志摩マリンランド
美ら海水族館    

JAZA加入の施設以外では、大洗水族館で展示されているのを確認しました。(2020年3月時点)

大洗水族館と鴨川シーワールドでは水槽全体が暗く観察するのがやや難しいです。 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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