サカサナマズは腹を上にした逆さ状態で泳ぐことで知られているナマズの仲間で、古くから観賞魚として飼育されてきました。
サカサナマズについて!
サカサナマズは体長9cm程度にまで成長するナマズ目サカサナマズ科の魚です。
サカサナマズは茶色系の体色をしており、体側には模様があります。
ヒゲは左右に3対あり、計6本あります。
泳いでいない時も逆さになって休んでいる事が多いようです。
サカサナマズという名前の通り逆さになって泳ぐのですが、生後2ヵ月くらいまでは腹を下にして他の普通の魚と同じように泳ぐようです。
普通の魚は腹側が白色になることが多いですが、サカサナマズは背側が下になるので背側が白色になることが多いです。(個体差あり)
下が白色になることで、下から見た時に保護色になるようです。
現在でもサカサナマズが何故、逆さで泳ぐかは分かっていないようです。
生息地に地面から襲い掛かってくる肉食魚が多かったのでしょうか??
食性は雑食で昆虫や藻類を食べるようです。
和名 | サカサナマズ |
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学名 | Synodontis nigriventris |
英名 | Upside-down catfish |
目 | ナマズ目(Siluriformes) |
科 | サカサナマズ科(Mochokidae) |
属 | シノドンティス属(Synodontis) |
分布 |
アフリカのコンゴ川流域 |
生息環境 | 河川 |
サカサナマズはアフリカのコンゴ川流域に生息しています。
中層を泳ぐことはほとんどなく、水面近くか底部を泳ぐようです。
日本では観賞魚として流通しています。
サカサナマズを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
サカサナマズを展示しているJAZA加入の施設は15ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
サカサナマズとサンピアザ水族館
サンピアザ水族館では2Fのめずらしい魚たちエリアにてサカサナマズを展示しています。
上のように小さな水槽が並んでいるエリアにてサカサナマズを展示しています。
サカサナマズの他にブラインドケーブフィッシュやリーフフィッシュなど世界中の変わった生態や形をしている淡水魚を集めて展示しています。
サカサナマズを展示している施設の一覧
サカサナマズを展示しているJAZA加入の施設は15ヵ所です。
サンピアザ水族館 | 千歳水族館 | 福島海洋科学館 |
よこはま動物園 | さいたま水族館 | サンシャイン水族館 |
寺泊水族博物館 | 富士水族館 | 名古屋港水族館 |
志摩マリンランド | 伊勢シーパラダイス | 須磨水族園 |
姫路水族館 | おさかな館 | 大分マリーンパレス |
サカサナマズは特徴的な泳ぎ方から展示している施設も多く、全国各地で見ることができます。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。