水族館魚図鑑-オニオコゼ(Inimicus japonicus)

オニオコゼは沿岸部の砂泥底に生息しており、背鰭の棘条に毒線を持っており刺されると非常に痛みます。

背鰭の棘に毒を持ちますが、非常に美味な魚で高級魚として扱われています。

 

 

オニオコゼについて!

オニオコゼは体長30cm程度にまで成長するスズキ目オニオコゼ科オニオコゼ属の魚です。

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オニオコゼは個体により色彩の変化が大きい種類で褐色系の個体が多いです。

口はやや上向きで、背鰭の棘は鋭く毒を持っています。

顎の下に日本のヒゲのような皮弁があります。

「おこ」=顔が醜い事、という意味で、鬼のように醜い魚というのが名前の由来となっているようです。

 

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背鰭は16~18本の棘条と5~8本の軟条から構成されています。(これで近縁種と見分けることができます。)

食性は肉食で甲殻類や子魚を捕食しています。

 

和名 オニオコゼ
学名 Inimicus japonicus
英名 Devil stinger
スズキ目(Perciformes)
オニオコゼ科(Synanceiidae)
オニオコゼ属(Inimicus)
分布 太平洋西北部
生息環境 砂泥底

オニオコゼは関東以南の太平洋側、新潟県以南の日本海側、朝鮮半島、中国沿岸などの太平洋北西部に生息しています。

水深200m以浅の砂泥底に生息しています。

背鰭の棘条に毒線を持っており、刺されると激しく痛みを発します。

底引き網や定置網で漁獲され、身は無毒なため食用として利用されています。

非常に美味な魚として知られており、刺身、塩焼、揚げ物などに利用されます。

香川県等では養殖も行われているようです。

オニオコゼを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

オニオコゼを展示しているJAZA加入の施設は26ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

 

オニオコゼと東海大海洋博物館

東海大海洋博物館では駿河湾の生きものエリアにてオニオコゼを展示しています。

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東海大海洋博物館では上のように両サイドが岩でレイアウトされた水槽でオニオコゼを展示しており、多くの個体を観察することができます。

この水槽ではオニオコゼの他にゴンズイ、サツマカサゴ、ホウセキキントキ、イシガキフグを展示しています。

東海大海洋博物館の駿河湾の生きものエリアは上のようにシンプルな水槽が多いですが、珍しい魚も多く展示されているエリアとなっています。

オニオコゼと志摩マリンランド

志摩マリンランドでは近海の魚エリアにてオニオコゼを展示しています。

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志摩マリンランドでは上のような水槽で複数の個体が展示されています。

展示されている個体の体色がそれぞれ異なり、私が訪れた際は黄金、茶色、灰色の3個体が展示されていました。

この水槽ではオニオコゼの他にケブカイセエビも展示されています。

オニオコゼを展示している施設の一覧

オニオコゼを展示しているJAZA加入の施設は26ヵ所です。

登別ニクス 男鹿水族館 加茂水族館
足立区生物園 鴨川シーワールド しながわ水族館
八景島シーパラダイス 新潟市水族館 上越水族博物館
寺泊水族館 東海大海洋博物館 のとじま水族館
越前松島水族館 南知多ビーチランド 宮津水族館
京都水族館 鳥羽水族館 志摩マリンランド
須磨水族園 城崎マリンワールド 姫路水族館
しまね海洋館 玉野海洋博物館 桂浜水族館
宮島水族館 大分マリーンパレス  

同じオニオコゼ科の有名な魚、オニダルマオコゼよりも多くの施設で展示されています。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。