水族館魚図鑑 水族館魚図鑑-スズメダイ科

水族館魚図鑑-カクレクマノミ(Amphiprion ocellaris)

カクレクマノミはクマノミの仲間の中でも多く飼育・展示されている種類で、クマノミと言えば本種をイメージされる方も多いです。

サンゴと共生することで有名で、イソギンチャクは触手に毒を持っており、これを用いて獲物を捕食しますが、クマノミはイソギンチャクの毒に対する耐性を持っており、クマノミはイソギンチャクに隠れて身を守ることができます。(クマノミ側はイソギンチャクを捕食する魚を追い払うとか言われています。

クマノミが一方的に利用している説もありますが…)

カクレクマノミについて!

カクレクマノミは約8cm程度にまで成長するスズキ目スズメダイ科クマノミ属の魚です。

クマノミの中では細長いイメージを受ける種類です。

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カクレクマノミは上のように、目の後ろ、身体の真ん中、尾柄部に3本の白線が入っています。

それぞれの白線の縁は黒色になっており、背鰭は2つに分かれており、背鰭、尾鰭、尻鰭、腹鰭、胸鰭の各鰭の縁が黒くなっています。

似ている種類としてはグレートバリアリーフなどに生息しているクラウンアネモネフィッシュがいますが、白い模様の縁の黒色がカクレクマノミよりも太くなるのが特徴ですが、個体差・地域差もあるので見分けるのが難しいです。

カクレクマノミに限らず、クマノミの仲間は黒化する個体がおり、通常はオレンジ色の部分が黒くなります。(カクレクマノミではオーストラリアのダーウィン周辺で稀に見られるようです。)

これを固定した品種もあるようです。

上の写真はサンシャイン水族館のアラーズアネモネフィッシュです。

右側も黒くなってきていますが、左のように完全に真っ黒になる個体もいます。

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クマノミの仲間は種類によって共生するイソギンチャクに違いがあります。

・ハタゴイソギンチャク

・シライトイソギンチャク

・センジュイソギンチャク

・サンゴイソギンチャク(上の写真のイソギンチャク?)

と共生することが多いですが個体差があり、上記以外のイソギンチャクと共生する場合もあります。 

食性は雑食類で動物プランクトンや小型の甲殻類、藻類などを捕食します。

基本的に温和な性格をしていますが、ペアになると同種に対しては縄張り意識を持つため縄張りを持てないほどの飼育数で飼育することで複数で飼育することができます。(他種に対しては縄張りを持ちません。)

和名カクレクマノミ
学名Amphiprion ocellaris
英名Ocellaris clownfish
スズキ目(Perciformes)
スズメダイ科(Pomacentridae)
クマノミ属(Amphiprion)
分布

インド洋~太平洋

生息環境岩礁

カクレクマノミはインド洋~太平洋まで幅広く見られ、国内では奄美大島以南、沖縄周辺で見ることができます。

映画の「ファイティング・ニモ」で知名度・人気が上がった魚で、個人でも飼育できるため観賞魚として人気の高い魚です。

飼育時にイソギンチャクは必須ではありませんが、イソギンチャクがあるとクマノミへの安心感があるようです。

日本で観賞魚として流通する個体は海外のワイルド個体から国内で養殖された個体まで様々な個体が流通しています。

養殖された個体の方が飼育時のショックが少なく飼育しやすいと言われています。

カクレクマノミを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

カクレクマノミを展示しているJAZA加入の施設は40ヵ所以上となっています。

展示施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

カクレクマノミと しながわ水族館

しながわ水族館では共生水槽にてカクレクマノミを展示しています。

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この水槽では中層ではイソギンチャクとカクレクマノミの共生、水槽の底部ではハゼとテッポウエビの共生を見る事ができます。

水槽のガラスが綺麗で照明も明るい水槽なので、写真が撮りやすく活発に活動するので観察していて楽しい水槽です。

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ギンガハゼ(黄色タイプ)とニシキテッポウエビの共生の様子です。

ギンガハゼの他にニチリンダテハゼやヒレナガネジレンボウ、ヤノダテハゼなどカラフルな共生ハゼが展示されており、ハゼによりエビの種類が大体決まっていることが多いので、そちらも見てみてください。

カクレクマノミと足立区生物園

足立区生物園では観察展示室にてカクレクマノミを展示しています。

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この水槽は大きめですが、魚はカクレクマノミのみが展示されています。

綺麗なガラス目で水槽内がクリアに見え、ガラス面からクマノミが隠れているイソギンチャクへの距離が近いので観察しやすい水槽になっています。

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魚はカクレクマノミだけですが、水槽全体でサンゴが展示されている綺麗な水槽です。

多くの水族館では人工物のサンゴ(食べてしまう魚がいる、世話の必要がない等の理由)を展示しているので、生きた本物のサンゴを豊富に見られる珍しい水槽になっています。

カクレクマノミに目が行きがちですが、綺麗な水槽なので水槽全体を観察してみてください。

カクレクマノミと すみだ水族館

すみだ水族館ではアクアギャラリーにてカクレクマノミを展示していました。

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アクアギャラリーはリニューアルにより、展示エリアがなくなりました。

今では他の水槽やバックヤードで展示されているかもしれません。

小さな水槽に1種類を展示している水槽で観察しやすいエリアでした。

カクレクマノミとサンシャイン水族館

サンシャイン水族館ではクマノミとイソギンチャクの海水槽でカクレクマノミを展示しています。

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サンシャイン水族館のクマノミとイソギンチャクの海水槽には多くのカクレクマノミが展示されており、サンシャイン水族館でも人気の高い水槽です。

サンシャイン水族館は都内で最もクマノミの仲間の展示が充実した水槽で、カクレクマノミの他にセバエアネモネフィッシュ、クラウンアネモネフィッシュ、ハナビラクマノミ、アラーズアネモネフィッシュ、クマノミなど多くのクマノミが見られる水族館になっています。

その多くがこの水槽で見られるので、是非観察してみてください。

カクレクマノミを展示している施設一覧

カクレクマノミはJAZA加入の施設のうち45ヵ所で展示されています。

小樽水族館サンピアザ水族館登別ニクス
男鹿水族館福島海洋科学館足立区生物園
大洗水族館鴨川シーワールドサンシャイン水族館
葛西臨海水族園しながわ水族館アクアパーク品川
すみだ水族館八景島シーパラダイス新潟市水族館
上越水族博物館寺泊水族博物館三津シーパラダイス
下田海中水族館東海大海洋博物館魚津水族館
のとじま水族館越前松島水族館南知多ビーチランド
碧南水族館名古屋港水族館宮津水族館
京都水族館鳥羽水族館志摩マリンランド
伊勢シーパラダイス大阪海遊館NIFREL
須磨水族園城崎マリンワールド姫路水族館
玉野海洋博物館桂浜水族館足摺海洋館
宮島水族館海の中道水族館ペンギン水族館
大分マリーンパレスかごしま水族館美ら海水族館

多くの施設で展示されており、クマノミの仲間の中では最も多くの施設で展示されている魚です。


ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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